2月17日に放送された第7話では初回視聴率14.1%を超える14.4%を記録し、好調な「銭の戦争」(フジ系)。残すところあと4話の放送となったが、いよいよ富生(草なぎ剛)の復讐(ふくしゅう)劇もヒートアップしてきた。
2月24日(火)放送の第8話では、赤松(渡部篤郎)から“早和子(ジュディ・オング)と特許庁の役人・水越(浅野和之)が手を組んでホワイト化学の特許が下りないようにした”と聞いた富生が、真相を追及すべく早和子を追い込む。
一方、富生に思いを寄せる未央(大島優子)は復讐を止めたいものの、結局富生のことが気になり、水越の愛人が勤めるクラブに友人の桃子(朝倉えりか)と潜入捜査することに。
さらに、富生から「(祖母の)早和子の悪事を知っていたのでは」と第7話で詰め寄られた梢(木村文乃)は、独自に青池グループの金の流れを調査。早和子が隠してきた秘密を知り、がくぜんとする。その裏では、たくらみを持つ赤松が不吉な笑みを浮かべる…。
思わず息を飲んでしまいそうな場面続きだが、河西秀幸プロデューサーは結末について「主人公が殺されるという韓国版(原作は韓国のパク・イングォン氏による漫画で、韓国でもドラマ化された)の結末よりは爽快感を持たせたい」と明言している。
また、物語のキーマンについては「洋(大杉漣)のDNAを受け継いでいる未央の良心が、どんどん金に取りつかれていく富生の心をもう一度良い方向に持っていけるのでは」とコメント。
奇しくも、SMAPによる主題歌「華麗なる逆襲」が“さあ 本当の敵は誰だっけ”という歌い出しで、主演の草なぎも「内容に合っていて深い!」と話していたそうだが、ラストには誰が敵になっているのか…注目していきたい。
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