2月26日(木)発売の国民的RPG“ドラクエ”最新作「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」。これまで「ドラゴンクエスト」を手掛けてきたスクウェア・エニックスと、「無双」や「討鬼伝」シリーズを手掛けるコーエーテクモゲームスの制作チームω-Force(オメガフォース)のコラボにより生み出されたアクションRPGで、主人公に“声”が入るシリーズ史上初めての作品だ。この日、完成披露発表会が開かれ、主人公・アクトの声を演じる松坂桃李、ヒロイン・メーアの声を演じる桐谷美玲が出席した。
キャラクターの性格や、呪文名のイントネーションなど、堀井雄二から演技指導を受けたという松坂は「『アクトであれば天然な部分もありつつ、正義感が強いよね』とか、ご自分の中での世界観が出来上がっていらっしゃっていて、そういうワードをお聞きすることで、アテレコルームに入る前に役として固めることができましたので助かりました」とコメント。
桐谷も「『メーアは明るくて元気で突っ走ってしまうところもあるよ』と説明いただいて、普段の私よりテンション上げていかないなと、と思いましたし(笑)『メーアだったら元気よく言った方がいいよ』とかアドバイスをいただき助かりました」と堀井の演技指導を絶賛した。
そして、2人は報道陣を前に“生”でアテレコに挑戦。MCの川島明(麒麟)より「たぶんこのシーンが夕方とかあしたの朝のワイドショーでバンバン使われますから、絶対にかまないでくださいね」とプレッシャーをかけられたが、アクトとメーアの掛け合いを見事成功させ、会場から喝さいを浴びた。
さらに、本作のボスキャラクター・ヘルムードの声を演じる歌舞伎役者・片岡愛之助がサプライズで登場。片岡もヘルムードが高笑いするシーンのアテレコを再現。すごみの入った演技に、会場からはさらに大きな拍手が起こり、桐谷も「すご~い!」と感動しきり。
発表後の囲み取材に登場した片岡は、「どれだけ低いレベルで早く最後まで行くのかが好きな人と、じっくりレベルを上げてから最後まで行くのが好きな人がいますが、僕はレベル99まで上げてから行くのが好きです。(女性に対しても?)レベルアップしてからですね、はい(笑)」と苦笑いする一幕も。
ゲームにちなんでオリジナルの呪文を考案してくださいとの報道陣のムチャぶりに松坂は、「子供のときよく考えていたんですが…“アルティメットミーティア”とか“シャイニングホーミング”とか。シャイニングホーミングは光の塊がミサイルのように背中からバァーってなってから相手にめがけて一気に集中して降下する呪文で、割とボス戦で有効ですね(笑)」と力説。一方の桐谷は「こんなカッコいい呪文の後に出てこないですね…それを防ぐ呪文が欲しいです(笑)」と答え会場を沸かせた
PlayStation 4、PlayStation 3用専用ソフト「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」は2月26日(木)発売。
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