「ゴッドタン THE MOVIE2」上原亜衣が撮影裏話を語る(後編)

2015/03/04 15:31 配信

バラエティー

「キス我慢THEMOIVE2」の裏話を語ってくれた上原亜衣。セクシー女優として各方面で活躍中

2月27日にBlu-ray&DVDが発売された劇場版「ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE 2 サイキック・ラブ」。ヒロイン・亜衣役で出演した上原亜衣に撮影時のエピソードを聞く後編では、「好きになった」という劇団ひとりへの思い、そして作品の見どころを語ってもらった。

――佐久間(宣行)監督からどんな指導を受けましたか?

感情をなかなか出さない子を演じるので、どうやって無表情を作り続けるかとか、どこで感情を出すか、ということはとても熱心に指導していただきました。その上で「後は上原さんの思うように、思い切りやってください」って言っていただいて、指導を守りつつ、演技が固くならないようにと必死でした。

――実際に「キス我慢」の世界の中で演技してみていかがでしたか?

実は演じている時、ほとんど頭がまっしろだったんですよ。今だから言えますけど、起こっていることの理解が追い付かないままやっていたところもありました。そのせいで、後半にあることが起こっちゃうんですけど、その時の現場の雰囲気がもうすごくて。スタッフさんも「オイオイオイオイ!」みたいな感じにザワザワして、私も「こんなことになるなんて!」と内心すごくドキドキしてしまいました。しかもその後、全員がほとんどアドリブになっちゃって、みんながみんなアドリブで演技をしているのを見て、私、すごい現場にいるなあって思いました。

――作品を通じて劇団ひとりさんの印象はどう感じましたか?

いやあ、もうひとりさんが好きになっちゃいました。不思議なんですけど、アドリブで演じているひとりさんと一緒に演技していると、今ひとりさんがどんな気持ちでいるのかだけはどんどん分かっていったんです。私、青春ドラマが好きなのもあるから、どんどん気持ちが入っていって、ひとりさんが演じた省吾も、ひとりさんもどんどん好きになっていくことが分かりました。

――どんなところが好きになりましたか?

やっぱり、すごくロマンチストな部分にキュンとしました。こんな格好いいこと言うんだって! でも、あるシーンで階段を登っているときに、誰にも見えないところでひとりさんがふとため息をついたのを見て「ああ、疲れてらっしゃる…」なんて、私も素に戻ったりすることもあって(笑)。

――上原さんが一番気に入っているシーンはどこですか?

私のシーンじゃないんですけど、劇団ひとりさんがマキタスポーツさんたちと急に歌い出すところは本当に笑いました。そのシーンに私はいなかったので、映画館で初めて見たんですけど、一緒に行った妹と二人で吹き出しちゃいました。

――妹さんも含めた、周囲の反応はいかがでしたか?

ファンの方の中には10回も見てくださった方もいて、本当にうれしかったです。友達の中には「ストーリーが難しくて分かんなかった」って子もいたんですけど、そんな人にこそ、Blu-ray&DVDが発売されたので、何回も見返してほしいです。やっぱり、いろんなことが起こり続けるから、何回も見ることで新しいことが発見できる作品になっていると思うんです。

――また「ゴッドタン」に出演してみたいですか?

出たいです! 今度はテレビの「キス我慢」に出てみたいです。もちろんどんな企画でも出させてもらえるなら…「マジ歌選手権」はぜひ生で見てみたい気もします。出るなら日村(勇紀)さんがやられている“ヒム子ーズ”に入りたいです(笑)。とにかく、また「ゴッドタン」の皆さんとまた仕事がしたいです!(※実際に2月28日放送分に出演)

通常版と同時発売される豪華版(豪華版※Loppi・HMV限定販売)には、撮り下ろし企画や未公開シーン集などが収録された特典ディスクを封入。また3月3日には、DVDレンタルがスタートする。