2月28日、東京・秋葉原にあるAKB48劇場にて、バイトAKBが「バイトAKB 素敵な思い出をありがとう公演~最後の本気のバイト、劇場で見てください!!~」公演を実施した。
バイトAKBは、株式会社AKSとアルバイト契約(時給1000円)を結んだ中学生以上の女性からなるグループ。'14年10月より活動を開始し、アルバイト求人情報サイト「バイトル」のCM撮影を行い、その後は劇場公演の前座、ミュージックビデオのエキストラ、メンバーの代役を務める“スタンドイン”、握手会での年賀状受け付け、グラビア撮影などAKB48ならではのアルバイト体験をしてきた。
そして28日、バイトの集大成として、バイトAKBが初のAKB48劇場で単独公演に挑んだ。バイトAKBらしく“グッジョブ!”の掛け声とともに、AKB48・チームBの「ワッショイB!」の替え歌である「ワッショイBaito!!」で公演がスタート。
その後も「希望的リフレイン」「大声ダイヤモンド」などのAKB48のシングル曲や、元4期生のメンバーで復活した佐伯美香が、柏木由紀とのユニット曲であった「てもでもの涙」なども披露した。
正規メンバー経験のある佐伯は「正規メンバー、バイトAKBと経験してきて、裏で支えてくれているスタッフさんの大変さを知ったので、そちらでも(お仕事を)やってみたいなと考えるようになりました。約4カ月でしたが、いろいろなお仕事をさせていただき、本当に幸せでした。私たちはこれからさまざまな道に進んでいきますが、それぞれにバイトAKBで学んだことを残しつつ、頑張っていけたら良いなと思っています」と、裏方転身への興味を持つなど、今後の夢を語った。
また3月1日には、AKB48グループの新メンバーを決める「第2回 AKB48グループ ドラフト会議」(5月10日(日)、東京・有明コロシアム)に参加するドラフト候補生の最終オーディションが開催され、最終候補者49人が決定した。その49人の中には、バイトAKBのメンバーから11人が選出され、期間限定の“アルバイト”から今度は“正規メンバー”への実現が見えてきた。