吉川友が現地時間の2月28日(日本時間3月1日)、ペルー・リマで開催された「Natsumatsuri2015」でゲストアーティストとしてライブを行った。
吉川はこれまで'12年にアメリカ・アトランタ(「Anime Weekend Atlanta 2012」)、フランス・オルレアン(「Japan Expo Center」)、ベルギー・ブリュッセル(Japan Expo Belgium)、'13年にアメリカ・サンタクララ(Japan Expo USA)、'14年にブラジル・サンパウロ(Anime Friends 2014)と、世界各地でライブを実施。
昨年に続く2度目となる南米でのパフォーマンスの舞台は、世界遺産のマチュ・ピチュ遺跡やナスカの地上絵で有名なリマとなり、ペルーをはじめ南米各国から駆け付けたファン約4000人を熱狂させた。
ライブ当日、吉川は午前中のリハーサルを終えると、各ブースや来場者に夜に行われる自身のライブを告知。さらに、自己紹介を兼ねた特製うちわ配り歩き、休憩中や移動中にはスペイン語MCの練習をしていた。
そして、いよいよライブがスタート。会場は約4000人の観客で埋め尽くされ、大きなモニターに吉川のMVが映し出されると同時にオープニングBGMが流れ、会場内は大「きっか」コールで沸いた。
ペルーでのステージは「URAHARAテンプテーション」でスタートし、松浦亜弥のカバー曲「LOVE涙色」を披露。初のスペイン語で自己紹介をすると、吉川が元気いっぱいに放つスペイン語MCにファンも大歓声を上げた。
「あまいメロディー」「『すき』の数え方」、藤本美貴のカバー曲「ロマンティック浮かれモード」といったアップテンポなナンバーで曲中には、「Mas!Mas!(もっと!もっと!)と、吉川がスペイン語で会場を煽る。
「『すき』の数え方」は、ペルー訪問前に吉川友公式YouTubeチャンネル内で、曲中の振り付けで登場する「LOVE LOVE」のコールと手振りの振り付けを一緒にやろうとスペイン語で投げ掛けていたため、会場は「LOVE」を意味するLの字のハンドサインとLOVEの大声援でいっぱいに。
また、MCでは吉川がステージドリンクのボトルを掲げて「サルー!(乾杯!)」と叫び、会場も大きな声で「サルー!」と返しながらステージドリンクを飲み干した。
ライブ終盤、夜空に包まれ始めたリマの街にバラード曲「TO BE…」「こんな私でよかったら」が流れると会場には涙を流すファンも。本編ラストの「水色」で吉川はステージ上で曲とともにタオルを振りかざして会場を盛り上げ、スペイン語で「ペルーの皆さん、たくさんの声援をありがとうございました!」とあいさつしてステージを降りた。
会場に「きっか」コールのアンコールが沸き、吉川は再びステージに登場。
「ずっとずっとずっと君がスキだ」のサビ部分を「ムーチョ・ムーチョ・ムーチョ テキエロ(とても・とても・とても君が好きだ)」とスペイン語に置き換えた曲を、ペルー国旗を手で掲げながら熱唱。最後に、ペルー国旗を手に会場上から記念撮影をして、「また必ず会いましょう!」とファンにメッセージを送った。
ライブを終えた吉川は、「ペルーでの熱いライブが終わりました。ステージを降りてもスペイン語で『オトラ!(アンコール!)』と私を呼んでいただいて、歌っていてとても楽しかったです。とにかくお客さんの反応がすごいんです! 会場の隅の方まで盛り上がってくださっていました。会場から帰る時も、たくさんの方が会場でお見送りしてくださって、まるで海外のスターみたいな体験をさせていただきました。次にまたペルーを訪れる際にはもっともっとスペイン語を勉強して、南米アイドル吉川友としてもっとステージを盛り上げたいと思います! 必ず実現できるようにこれからも頑張ります!」と熱い思いを打ち明けた。
また、吉川はライブ前日、世界遺産のリマ旧市街セントロ地区を訪問。
「この大きな街が世界遺産と聞いて、私もこの大きな“ワガママBODY”をどんどん輸出して、アイドル世界遺産に認定されるように頑張ります!(日本を含め)世界6カ国でライブを行ってきましたが、もっともっとたくさんの国でライブがしたいので世界中のプロモーターさん、ワガママBODYへのオファー待ってます! よろしくお願いします!」と呼び掛けた。
同じくライブ前日にはファンミーティングも開催。
吉川のペルー訪問を心待ちしていたファンクラブメンバーら約100人が会場前で待機し、車から降りた吉川は「きっか!」コールと共に温かく出迎えられた。約150人のファンが参加したファンミーティングと握手会では、ファンからの「またペルーに来たいですか?」の問いに「とても温かい人たちがあふれるペルーを愛しています! ペルーのセビーチェ(魚介マリネ)も大好きです。また必ず来たいです!」と笑顔で返答。会場から「また来て!!」と大きな声援が送られた。
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