吉本芸人の中から「男前」「ブサイク」などをファン投票で決める、毎年恒例の「よしもと男前ブサイク芸人グランプリ2015」が3月2日に発表され、「男前」部門ではパンサーの向井慧が初の1位に輝いた。
「ブサイク」部門では、シソンヌの長谷川忍が、「ぶちゃいく」部門ではハリセンボンの近藤春菜が選ばれた。近藤は、3年連続での1位となり殿堂入りを果たした。
発表会見に登場したのは、「男前」部門の1位向井、2位ウーマンラッシュアワーの村本大輔、3位ベイビーギャングの北見、4位ラフレクランの西村真二、5位パンサーの尾形貴弘。
さらに「ブサイク」部門の1位長谷川に、「べっぴん」部門の1位スパイクの小川暖奈、「ぶちゃいく」の1位近藤。そしてベストヘアスタイル賞を受賞したNON STYLEの井上裕介が顔をそろえた。
向井は「歴代の方に比べたら賛否両論になると思うんですけど、男前って言ってくれる方もいらっしゃいますし、タモリさんには『素人が作ったシュウマイに似てるな』って言われますけど、選ばれたのは皆さんのおかげです。ありがとうございます」と複雑な思いを明かしながらも、感謝の意を口にした。
一方、ブサイクという不名誉な賞を受賞した長谷川は「複雑です。親に申し訳ない」と暗い表情を見せた。さらに、司会のあべこうじには「内から出るブサイク感がある」と言われ、男前の2位に選ばれた村本には「ブサイクを売りにしてなくて1位になった人初めてじゃない? 真のブサイクだよ」と言及され意気消沈。
近藤は終始苦々しい顔で「男芸人はブサイクで仕事も増えるんですけど、女芸人はただただ悪口言われるだけですから」と不満を。しかし、殿堂入りしたことでことしが最後のため「来年から抜けられるので、すがすがしい気持ちです」と少し晴れやかな表情を見せた。
また、'14年にブサイク殿堂入りを果たし、ことしベストヘアスタイル賞を受賞した井上は、村本から髪型を「記者会見の時の佐村河内さんみたい」とイジられながらも「この(アシンメトリーの)髪型は堂本剛さんがはやらせて、俺が終わらせた。俺が完成形や!」と返した。
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