NHK BSプレミアムで3月3日(火)からドラマ「その男、意識高い系。」がスタートする。自己演出にのみ長けた新入社員のジョー(林遣都)を部下に持った入社10年目の真面目な春子(伊藤歩)が、ジョーの言動に振り回されながらも奮闘して仕事に向き合っていくお仕事コメディーだ。
先日同局で試写会が行われ、伊藤と林、共演の大地真央が登壇した。
主演を務めた伊藤は「これから新入社員を迎える勤続何年の社員の皆さま方、特に20代後半、30代で今まで仕事を頑張ってきた女性のためにエールになるような作品だと思います」とコメント。
また「演技しているといつの間にかいっぱい『あざ』ができていました」と熱演を物語った。
“意識高い系”の持つウザさ満点の演技が光った林は「とっても面白いドラマができたんではないかと思います!」と自負。「本当の意味で意識の高いキャスト、スタッフの方が集まってすごくとてもいいチームワークでやりきったので、それが見ている人に伝わるといいなと思います」とアピールした。
2人の上司である蘭子を演じる大地は「歩ちゃんはまるで坪倉春子だったし、遣都君はまるでジョー君でした。演じているのか本当にご自身なのかと思うくらい成りきっていらっしゃって私もすごく刺激を受けました」と現場の感想を語った。
番組公式サイトでは『意識高い診断』というゲームが登場。自分がドラマのどのキャラクターに一番近いのかを測るコンテンツだ。林が実際やってみて、ジョーとは真逆で包容力のあるイケメン・二宮であるという結果になり、会場を笑わせていた。
本作の見どころは、“意識高い系”の人物が近くにいることから引き立つ春子の実直さ。ジョーが起こすさまざまな騒動に負けず、会社のために粉骨砕身する春子の姿にけなげさと格好良さを見いだすことができる。
また“意識高い系”とやゆされながらも決して折れない心を持つジョーの姿にも、だんだんと愛着が湧いてくる。
過剰な自己演出をする男と自己演出ができない女…ちぐはぐのようでいて息ぴったりなコンビの関係性の変化も見どころの一つだ。
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