約25年ぶりに復活する、3月22日(日)放送の特番「ビートたけしのスポーツ大将~ナインティナインも参戦SP~」(テレビ朝日系)で、元祖「スポーツ大将」の名物企画だった“カール君に挑戦!”が復活。あの名アスリートの名前をモチーフに、新たに誕生した世界最速の怪物マシン“北野暴流闘(ボルト)くん”が、全国から集結したアスリートと対決する。その暴流闘くんの“搭載スペック”とビジュアルが解禁された。
かつてスポーツ万能の有名人をはじめ、並み居るランナーを次々と打ち破ってきたカール君。小学生用に“小カール君ターボ”などが開発され、数々の名勝負を繰り広げてきた。
そんなカール君を生み出したテレビ朝日の美術スタッフが、このたび、半年間に及ぶ研究開発の末に100mの世界記録(=9秒58)も夢ではないスーパーマシンとして完成させたのが北野暴流闘くん。
身長190cm、体重約40kg、幅66cm 筋骨隆々のその姿は、勝負を前にアスリートを圧倒する迫力に満ちており、スタッフが押してスタートする手動式だったカール君とは違い、北野暴流闘くんは電動スタートに改良されている。カールくんではまれに見られた“故障”もゼロに近くなり、より完璧な高速ランナーに生まれ変わった。
今回、その北野暴流闘くんに挑戦するのは、'20年の東京オリンピックでのメダルが期待される小学生から高校生までのキッズアスリート、そして現役・芸能人アスリートたち。
キッズたちにはあらかじめ決められたハンディが与えられているが、現役・芸能人アスリートは自分の好きな位置からスタート。0m(ハンデなし)で勝てば賞金1億円、ハンディ1mなら100万円、5mなら10万円、10mなら5万円、15mなら1万円、20mなら「スポーツ大将」のオリジナルTシャツ、というようにハンディ次第でもらえる賞金(賞品)が設定されている。
そんなガチンコ勝負に挑戦するキッズアスリートは、小学6年生の田村瑠奈さん、赤石健くん、中学3年生の菅沼美風さん、木下博貴くん、そして高校3年生の近藤晃くん、滝内誠くんの6人。それぞれの年代で日本トップクラスのタイムを誇る超一流のキッズアスリートだが、中でも二人の高校生は東京五輪でもメダル獲得が有力視されるほどの猛者。
近藤くんは'14年の「高校総体」100m準決勝で去年の高校生ベストタイムとなる10秒36をマーク。滝内くんは同じく高校総体100m決勝で10秒68のタイムをたたき出し2位に入っている。
共に10mのハンディをもらっての勝負となるが、近藤くんは「力まず自分の走りができれば勝てると思う」、滝内くんは「楽しくベストの走りをしたい」と余裕のコメントでレーンに登場。スタートのウオームアップでは、低い態勢からの勢いのある飛び出しを披露。暴流闘くんにはないロケットスタートから加速し、勝利を収めることができるか?
また、現役アスリート勢からは、'12年のロンドンオリンピック4×100mリレーに出場、'14年の日本選手権女子100mで2位となった土井杏南選手が登場。11秒43の100m高校記録を持つ土井選手だが、実は父親がかつて「スポーツ大将」でカール君に挑戦して敗れているという因縁がある。
「カール君のことは知らない」という土井選手だが、暴流闘くんを相手に「父のリベンジができるように、勝てるようにしっかり頑張ります!」と力強く宣言。人気プロレスラーのオカダ・カズチカ選手、アメリカンフットボールのオービックシーガルズ・木下典明選手、ボクシングのロンドン五輪銅メダリスト・清水聡選手らが挑戦。暴流闘くんに負けない肉体美を見せつけたオカダ・カズチカ選手は「軽く暴流闘くんをやっつけたいと思います。格の違いを見せつけますよ」と勝つ気満々。日本が誇るトップアスリートが意地を見せる。
そして、芸能人アスリートからは、あばれる君、鈴木奈々、なかやまきんに君、ジャルジャル・福徳秀介、中村昌也、錦野旦らが挑戦。「賞金が魅力的!」と語るあばれる君は、強気にも“ハンディなし”を選択し、「たけしさん、もし勝ったら抱き締めてください」と言って暴流闘くんに果敢に挑む。
鈴木は「大好きなダンナのために勝ちます!」と闘志を燃やしていたが、スタート直前になって「緊張する、どーしよー!」と大騒ぎする始末。果たして芸能人たちの中から暴流闘くんを倒す人間は現れるのか、注目が集まる。
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