霊界アニメ主演・石川界人は幽霊が怖い!?

2015/03/14 15:10 配信

アニメ

NHK Eテレで放送されるアニメ「境界のRINNE」に出演する(左から)生天目仁美、石川界人、井上麻里奈

4月4日(土)より放送されるアニメ「境界のRINNE」の試写会がNHKで行われ、出演する主人公の六道りんね役・石川界人、同級生・真宮桜役の井上麻里奈、六文役の生天目仁美が出席した。

本作は、さい銭をもらって霊を導く、貧しい生活を送る男子高校生・りんねと、そのクラスメートで幽霊が見える少女・桜のコンビが、怪奇現象を解決していく学園コメディー。原作者の高橋留美子は「テンポ良く面白い仕上がりでうれしい」とコメントを寄せた。

同席した菅原静貴監督も、「(高橋留美子作品に携われて)光栄と思いつつも緊張し、プレッシャーも感じている。時間帯も夕方なので、自分が子供のころにそうであったように、お茶の間がにぎわうアニメにしたい」と決意を表明した。

主人公を演じる石川も「僕は(同じ高橋留美子原作の)『犬夜叉』('00~'04年日本テレビ系)が世代で、ちょうど小学生ぐらいに放送されていました。まだ声優になって間もない状態で、高橋先生の作品に関わらせていただけるとは思ってもみなかった。光栄です」と感慨深く語った。

物語には、りんねが除霊などに使う不思議な道具がいくつも登場する。石川がこの日着て来た羽織も“黄泉の羽織”というグッズで、霊体化し、周りから見えなくなる効果があるという。

このようなグッズの中で、使ってみたい物はあるかとの質問に、生天目は「九十九神(つくもがみ)シール(貼った道具に魂を宿すことができる)を使ってみたい。家にある物に貼って、何を考えているのか聞いてみたいです」と答え、石川が「文句ばっかりだったら…」と不安な表情を浮かべた。

また、これまでに経験した怖い話を聞くと、井上が声優が使用する某スタジオのトイレでの逸話を明かした。「誰もいないはずなのに、ガシャガシャって聞こえて、電気が消えた」との恐怖話に、石川が思わず、「塩、塩!(持ってきて)(笑)」と掛け合う一幕も。