「かしまし」新Ver.も!モー娘。ツアーがスタート

2015/03/15 19:16 配信

芸能一般

モーニング娘。'15の全国ツアー「モーニング娘。'15コンサートツアー春~GRADATION~」がスタート!

モーニング娘。'15が3月14日、東京・オリンパスホール八王子で全国ツアー「モーニング娘。'15コンサートツアー春~GRADATION~」をスタートさせた。

モーニング娘。は、'14年11月にリーダーの道重さゆみが卒業。9代目リーダーに譜久村聖が就任し、現在は13人体制に。今回のツアーでは全15会場・33公演を敢行し、5月27日(水)の日本武道館公演で千秋楽を迎える予定だ。

ライブは4月15日(水)発売のトリプルA面シングル「青春小僧が泣いている」でスタート。曲中に入る独特なブレークが印象的なクールな楽曲で、得意とするフォーメンションダンスをオープニングから見せつけた。

さらに、同じくニューシングルに収録されている、出会いと別れの多いこの時期の春の門出にはぴったりの応援ソング「夕暮れは雨上がり」も初お目見えとなった。

また、メンバーの個性や特徴を歌詞に反映したメンバー紹介楽曲として'04年に発売された「女子かしまし物語」の新Ver.も登場。

今回のツアーのために作られたという新Ver.では、11期の小田さくら、12期の尾形春水、野中美希、牧野真莉愛、羽賀朱音が初めて自分のパートの歌詞を披露し、特徴を捉えたコミカルな歌詞に会場からは笑いが起こった。

今回のコンサートでは、'90年代後半の楽曲や“プラチナ期”の楽曲、ここ数年の間で発表された楽曲など、時代とともにさまざまなカラーを生み出してきた楽曲が、ツアータイトルでもある「GRADATION」のように展開。

現在のメンバー13人が表現することで、13色の個性が新しく生まれ変わらせたようにも感じられるバラエティーに富んだ楽曲たちがファンを魅了していた。

アンコールでは、同日公開の「映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪」の主題歌「イマココカラ」を熱唱。

その後、最後のあいさつで一人一人初日の公演を終えてのメッセージを伝える中、けがのために数カ月間パフォーマンスができず、新曲のMVにも参加できなかった悔しさを乗り越えてステージに立った鈴木香音は、涙ながらに感謝の言葉を語った。

公演終了後、譜久村は「リーダーとして、また12期メンバー4人も初のコンサートで不安ばかりでした。リーダーとしての役割が増えとても大変でしたが、メンバーやスタッフさんとコミュニケーションを取ることを意識し、リハーサルを重ね、初日を笑顔で迎えられてとてもうれしく思いました。来てくださった方々を前にして緊張してしまいましたが、全力でコンサートに臨みました。終了後は安心してしまい涙が出てしまいました。始まったばかりなので、公演を重ねるごとに成長できるように頑張ります」と振り返った。