「新妹魔王の契約者」無修正カットをアプリで先行公開

TOKYO MXで放送中のアニメ「新妹魔王の契約者」が3月18日(水)、3月25日(水)の放送分で、Android＆iOS用のテレビ番組情報アプリ「TrackID TV」と連携したキャンペーンを実施。秘蔵シーンの先行公開やキャストの独占コメントが掲載されることが分かった。

「新妹魔王の契約者」は主人公の刃更(バサラ)が、魔王の娘・澪やサキュバス・万理亜と義兄妹の契約を交わしたことで悪の魔族との戦いに巻き込まれていく姿を描いたバトルアクション。

また、メープルシロップを塗った澪の体を刃更がなめるシーンなど、テレビ放送ではすべてを見せられない“ボカシ”だらけのセクシーシーンも満載で、一部のファンに熱狂的な支持を得ている。

連携企画を行う「TrackID TV」は、起動中にテレビから流れている音を聞かせる(トラッキング)だけで、視聴中の番組の詳細な情報が表示されるという無料アプリ。オリジナルコンテンツを提供する機能も備えており、これまでアニメ「怪盗ジョーカー」やバラエティー「999人美女」で同様のキャンペーンが行われている。

今回、キャンペーンの対象となるのはTOKYO MXで3月18日(水)の深夜1時35分から放送される第11話と、25日(水)の同時刻に放送される最終話の2回。

放送中に番組情報を表示することで、Blu-ray＆DVDで初めて収録されるボカシなしの“無修正”シーンが先行公開され、さらに最終話の放送後には澪役の朝井彩加、柚希役のブリドカットセーラ恵美によるスペシャルコメントも掲載される予定だ。

そこで今回はキャンペーンにちなみ、ヒロインの1人である刃更の幼なじみ・野中柚希役のブリドカットセーラ恵美に突撃インタビュー！これまで演じてきたセクシーシーンの裏話や、クライマックスの見どころを聞いた。

□ブリドカットセーラ恵美(野中柚希役)インタビュー

――ブリドカットさんが演じる柚希はどんなキャラクターですか？

ひとことで言うなら「クールビューティー」な女の子です。でも、ただクールなだけではなくて、内にすごく熱いものを秘めた、心(しん)の強い子だと思います。

序盤はただ無愛想な子なのかなと思われた方も多いと思うのですが、刃更と出会って、一緒に戦うことにより「刃更のために強くありたい」と思うようになっていくんです。ストーリーが進むにつれて、演じていても「成長しているなぁ」と感じました。

――演技についてこだわった部分はありましたか？

音響監督の高橋(剛)さんに『刃更に対してだけは「私の出せるものはすべて出す」という気持ちで演じてね』と言われたことがあったんです。なので刃更に対しては口調がクールなままでも、特別な感情が出るようにと演じました。それが彼女なりの刃更に対する、精いっぱいの好意の表現だと思うんです。

あと、澪ちゃんとのシーンでは「澪には絶対負けないぞ！」という思いを込めながら演技をしていました。それはエッチなシーンでもそうで…やっぱりエッチなシーンもこの作品にとって重要ですからね(笑)。

――ははは。エッチなシーンを収録したときに印象深かったことはありますか？

エッチなシーンだと、台本に書いてある演出の表現がシーンごとに違うのが面白かったです。具体的な指示のほかに、「アアッとなる」とか「クタる」みたいなものもあって、これはどういう意味なんだろうと思って。

アフレコ現場でも、女性陣が話し合っていると中村(悠一)さんや杉田(智和)さんが「この表現はこういうことなんじゃない？」とアドバイスをしてくれて面白かったです。

私ははじめ、セクシーな演技について少し恥ずかしいと思っていたところもあったんですけど、現場の雰囲気を見てると逆に恥ずかしがっていちゃいけないなと思うようになったし、今では「ドンと来い！」という気持ちで演じることができるようになりました。

――他のキャストさんとのエピソードで印象に残っていることはありますか？

万理亜役の福原香織さんがアドリブをどんどん入れている姿が印象に残っています。万理亜はミステリアスというか、せりふ一つでもいろんな意味に取れる子なんですが、福原さんは万理亜の感覚をつかむために、どんどん自分の思ったことをキャラクターに与えていっているのを見て、すごい人だなぁと思いました。

あと福原さんは「頼りがいのあるお姉さん」なんですよ！同じ世代なんですけど、もう演技から普段の話から、何かあったら福原さんがいろいろ教えてくださって。マネジャーが「朝井さんと福原さんとで三姉妹みたいだね」って言われたことがあるんですけど、まさにそういう感じで、私と朝井さんは福原さんにお世話になりっ放しでした。

――なるほど。では最後に、気になるクライマックスの見どころを教えてください！

クライマックスは刃更や澪や柚希だけではなく、ゾルギアも滝川も、全てのキャラクターの思いが交差していく、ドラマチックな展開になっていきます。

その中でも、最終話で刃更は最後の最後に何を守ろうとして行動するのかに注目してみてほしいです。

柚希も最後の最後に柚希らしい、刃更を誰よりも思っているからこその行動があって…ちょっと切ないシーンでもあるんですけど、あくまで柚希は自分の意志を貫いていて、じーんと来ましたね。

――おお。柚希がどうなるのか、とても気になります。

でもですね、その後にさらにすごいシーンが待っているんですよ！(笑)。まさに結末のシーンで、アフレコのときに朝井さんと見ていて「格好いい…」って同時に口に出してしまうぐらいの感動でした。本当に最後の最後まで、目を離さずに見てほしいです！

第11話「諜報者(エスピオナージ)……その先にあるもの」では、澪の両親を殺害した張本人であり、澪の力を求める宿敵・ゾルギアとのラストバトルに臨む刃更が絶体絶命のピンチに。シリアスバトルシーンと本作ならではのセクシーシーン、どちらも激しく展開するクライマックスに注目だ。