“困り顔”だから起用?道徳番組にアンジャッシュ!

2015/03/23 20:12 配信

芸能一般

NHK Eテレ「ココロ部!」に出演するアンジャッシュ・渡部建(左)、児嶋一哉(右)

主に小学校高学年から中学生に向けた道徳の番組「ココロ部!」(NHK Eテレ)に出演するアンジャッシュの児嶋一哉と渡部建が取材会に出席した。

二人は“ココロ部”という架空の部活に励むという設定で、コジマ(児嶋)が、毎回さまざまな実社会で起こり得るピンチに遭遇。その対応をワタベ(渡部)と議論し、視聴者にもどうするかを問い掛けていく。

子供たちに教科書よりも実生活に近い道徳の知識を身に付けてもらうことを目的としているが、二人がコントさながらに七変化するので、大人でも楽しめる内容となっている。

同席した藤森康江チーフ・プロデューサーは、二人へのオファーについて「道徳というと、堅苦しい(イメージだ)が、堅苦しくない雰囲気を子供たちに伝えたかった。あとはお二人の演技力。それから、“ピンチに遭う”という設定上、児嶋さんが、何となくいつも迷っているというか、困っているイメージがあったので(笑)、合っているかな、と」と意外なオファー理由に、苦笑いする児嶋の姿も。

教育番組の影響力について質問が及ぶと、渡部は「Eテレさんで道徳の番組をやるとは想像してなかったです。まだイメージができないけど、後に(子供だった視聴者と)仕事とか一緒になって、『教室で見てました』なんて言われることを考えると、背筋が伸びますね」と反響を気にしながらも、身が引き締まる思いを口にした。

また、毎回判断に迫られるという設定の児嶋は、実生活の“選択に迷う”点について「いまだに『あれ、ここはキレた方がいいんだろうか、ほのぼの返した方がいいんだろうか』と迷う」とコメント。そこへ渡部がすかさず「大した選択じゃねぇよ(笑)。キレるかキレないかだろ!」と瞬時にツッコみ、会場が笑いに包まれた。

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