哀川翔×品川ヒロシ!映画につながる物語はより過激

2015/03/25 05:00 配信

ドラマ

5月16日(土)公開の映画「Zアイランド」につながる物語を描いたバトルアクションドラマ「Zアイランド~関東極道炎上篇~」を4月27日(月)より“dビデオ”で配信(C)BeeTV

品川ヒロシ監督が送る、5月16日(土)公開の映画「Zアイランド」につながる物語を描いたバトルアクション「Zアイランド~関東極道炎上篇~」を4月27日(月)より、テレビやパソコン・スマートフォンでも楽しめる国内最大級の定額制動画配信サービス“dビデオ”で配信開始。

同作は、哀川翔と品川監督がタッグを組んで作り出す、アクション、笑い、感動のドラマを詰め込んだ超絶アクションエンタテインメント映画「Zアイランド」の10年前を描く。

映画は、謎の病気がまん延する島を舞台に、哀川演じる元宗形組組長・宗形と、因縁の宿敵である木村祐一演じる反町組組長・反町との対決や、人間と不死身の感染者<Z>との生き残りを懸けた闘いを描いたサバイバルバトルアクション。

そして、今回、dビデオで配信する「Zアイランド―」は、映画につながる宗形と反町の対決の始まりを描いたオリジナルドラマとなっている。

気になる物語は、勢力拡大を図る反町組が、宗形組の弟分である半グレ集団の関東狂走会と衝突したことをきっかけに武闘派組長、極悪非道の宿敵、元自衛官の半グレなど個性的なキャラクター総勢13人の無法者による命とプライドを懸けたバトルが巻き起こるというもの。

映画と同じく本作の監督・脚本を務める品川自らが殺陣をつけ、演技指導したというアクションシーンが満載。

dビデオ初作品となる品川は、「暴力描写とかアクションに特化していいというので、他の映画に比べ重点的に収録しています。今や映画も好きなことができないところもあったり、みんなで見るような映画が好まれる中で、(普段の)映画じゃできないような事を全部dビデオで実現しました」と振り返った。

また「もしやらせてくれるなら、今後も、どんどん積極的にやっていきたいなぁって思います。作品の内容は映画版よりもハードだし、アクションも本編より長く作っていて、軍隊格闘技やジークンド―とか、僕が趣味で習い始めたものを取り入れています。その中でもナイフトラッピングと呼ばれるアクションシーンがあるのですが、今回一番やりたかったところなのでそこはぜひ見てもらいたいです!」と見どころをアピール。

映画とオリジナルドラマで宗形を演じる哀川は「今回演じた役は、任侠の男でちょっと古いタイプの極道。義理人情を大切にする昔かたぎなんです。あえて余計な事もしないしいろんな所に口は出さないけど、親子の絆や自分の組のこと、人と人とのやりとりはきっちりしていて、極道の世界では細々と生きてるキャラクターです」と役柄を語る。

さらに「この作品は、映画の冒頭シーンを演出するに当たっての序曲になっているわけですが、この作品を見てから公開初日に合わせて見ると、より一層映画を理解できて楽しめると思います」と映画を楽しむ秘訣(ひけつ)を明かした。  

同作にのみ出演するオリジナルキャスト、半グレ集団・関東狂走会リーダーの池谷を演じる村上淳は「『人生楽しく、いけるところまでいってみますわ』と、せりふにあるようにむちゃな感じで、楽しく健全に不良であればいいと思っているキャラクター。極道に属す事もなければひるむ事もない、その上、野心もある池谷役は演じていて面白い役柄でした」と語る。

村上にとって哀川との共演は十数年ぶり。「すごくうれしかったですね。哀川さんが入ってくる時の現場の雰囲気の変わりようを久しぶりに感じることができて。お笑い芸人の方も多く出演されていますが、こういうさまざまなジャンルの方々が入る現場が好きなので、楽しかったです」と喜んだ。

池谷と共に闘う元自衛官の丸夫役の上地雄輔は「この作品にはこわもての役だったり、粋がっている役が多いので、僕はあえてナチュラルに笑顔を見せ、純粋に楽しんでいる様子を演じつつ、スイッチが入った瞬間に戦闘モードになって、何を考えているか分からない猟奇的な一面を見せています。役の中での振り幅を広く見せることを意識しました」と演じた感想を。

最後に上地は「監督もこだわり、今回の撮影の中で最も時間を掛けたのが殺陣のシーンです。みんなが生身の体で傷を作ってけがしながらでも稽古して作りあげたシーンなので、ぜひ注目してください!」と締めくくった。