短編映画「しゃぶしゃぶスピリット」に気合いだー!

2015/03/25 19:56 配信

映画

アニマル浜口(写真左端)の型破りな応援に登壇者一同大爆笑

アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」が農林水産省とタイアップし、日本食・食文化の魅力を国内外に発信することを目的として、特別ショートフィルム「しゃぶしゃぶスピリット」を製作。都内の「アンダーズ東京」で完成披露記者発表が行われた。

「しゃぶしゃぶスピリット」は、平田満演じる父親が娘の結婚相手を見極めようとする姿をしゃぶしゃぶと作法を絡めて描いたコミカルな短編映画。試写の後には監督のYuki Saito、彼氏役の渡辺大、娘役の森田彩華、その母親役の竹内晶子が登壇した。

作品について監督は「食材や作法とか今まで培ってきた伝統があるからこそ世界に認められたのが和食だと思います。作品になるような和食を考えた時、いろいろ想像力がわくし、みんなでつつくといろいろな展開が一つの鍋を通して生れてきそうだなと思ったのがしゃぶしゃぶでした」と語った。

一見、完璧な彼氏役の渡辺は、「悪気が無いっていうのが一番たちが悪い(笑)」と役柄を分析。そして、和食については「僕が一番好きな和食はすしですね。すし店でアルバイトしたこともあります」と意外な過去を披露。娘役を演じた森田は「しゃぶしゃぶが食べ物の中で一番好きなんです。この作品に出演することが決まった時、すごいテンションが上がりました(笑)」とうれしそうにコメントした。

また、特別ゲストとして料理研究家のベリッシモ・フランチェスコ氏とアニマル浜口が登場。「日本には四季があり、四季に合わせて料理や食材が変化するのが和食の最大の魅力です」と語ると、高笑いと共に登場したアニマル浜口は「しゃぶしゃぶスピリット」について、「(劇中の父親みたいに)あんな感じになるかなぁ。しゃぶしゃぶは健康食ですからね。しょっちゅう食べます」とおおらかに発言。そんなアニマル浜口にベリッシモ氏が彼の娘・京子さんを紹介してくださいと言うと、「ベリッシモさんは料理が作れるからいいかな(笑)。でもイイ男でモテモテだから心配ですよ」と父親の本音がちらり。

「しゃぶしゃぶスピリット」は5作のショートフィルム(「箸とラーメンとロマンス」「おにしめおたべ」「鉄板焼きシェフ」「寿司ラブストーリー」「居酒屋はがくれ『亭主敬白』」)をセレクトした「和食プログラム」と共に3月25日よりwebで配信中。また、5月1日(金)からイタリア・ミラノで開催される「2015年ミラノ国際博覧会」でも上映される。