4月2日(木)からスタートするマツコ・デラックスの新番組「夜の巷を徘徊する」の初回ロケが東京・吉祥寺で行われた。
「夜の巷を徘徊する」は、マツコが気の向くままに夜の街をさまよい歩くバラエティー。数々の番組に出演し、4月からは日曜以外のすべての曜日でレギュラー番組を持つという売れっ子ぶりに、“週6マツコ”なる言葉も生まれているが、オールロケのバラエティーには今回が初挑戦となる。
記念すべき初回ロケの出発前に取材に応じたマツコは、「いつも通りの感じですよ。深夜0時15分からの番組だし、そんなに気合を入れ過ぎることもないでしょ」と淡々とした様子。
オールロケという新たな挑戦については、「太った女装が夜に歩いているのを誰が見たいのかなとは思うけども…」と前置きしたうえで、「飲み屋で飲みたくても、現実はコンビニでカップ酒を買って家に帰って飲むっていうこともあると思うの。そういうところも見せていく番組なんじゃないかしら」とあくまでも自然体で取り組むと語った。
そんな取材を終えて、吉祥寺のシンボル・井の頭恩賜公園をスタートしたのは夜10時過ぎ。小雨が降る中のロケとなったが、マツコは、スナック街のパブで客の男性に手を握られて口説かれたり、数年前のロケで出会い気に入っていた男性に再会したりと満喫していた。
ロケ後の感想を尋ねると、「全くどんな街か分からなかった吉祥寺も、何となくだけど少し分かったのかな。自分から『積極的に住みたい!』とまでは思わないけど、住めと言われたら住めるくらいにはなったかな」と歩き回ったことで、“未知の街”に親近感が湧いた様子だった。
今後のロケについては、「歩くだけじゃなくてドライブしてみてもいいね。自転車に乗って回ってみるのもいいし。とにかく、『夜の巷を徘徊する』っていうことだけど、型にはまらずいろんなことをやっていってみてもいいんじゃないかな」と提案。
ロケ前は、「目標は深夜2時台くらいで細々と地に足をつけてやっていくことだから」と語っていたマツコ。“週6マツコ”であっても、この番組では見たことのないマツコが見られるかもしれない。
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