爆笑問題がお坊さんたちとお寺で“初めての体験”

4月6日(月)から月曜の夜7時へ引っ越しする「お坊さんバラエティ　ぶっちゃけ寺」(テレビ朝日系)に出演する爆笑問題とお坊さんたちがヒット祈願と会見を3月26日(木)に東京・豊川稲荷で行った。

爆笑問題のMCの下、お坊さんたちが知られざる内情を明かしていく同番組は、月曜深夜に放送を開始して、わずか半年でゴールデンタイムへの昇格を果たした。

ヒット祈願を終え、「お坊さんにお経を読んでもらって、一緒に祈願を受けたのもお坊さんで、俺ら以外全員お坊さんばかりで少し異様な感じがしました(笑)」(田中裕二)、「お坊さんがお坊さんのお経を聞いているなんて、とても不思議でしたね」(太田光)と、祈願の様子を語った。

杉若恵亮氏(日蓮宗)は「他宗派のご祈願は初めての体験で、ありがたく参加しました。宗派を変えようかなって思いました(笑)」と話し、報道陣の笑いを誘った。

女性落語家でもある露の団姫(天台宗)が「この番組は全国のお坊さんがすごく見てるんですよ！お坊さんが本当に伝えたいことをカットせずに放送してくれるところがありがたいんです」と熱弁すると、太田は「製作にプレッシャーを与えてますよ(笑)。ってことは、俺がカットされちゃうってこと？」とすかさずツッコミを入れた。

田中は「この番組が深夜枠でレギュラーになった時は『まさかレギュラーになるとは』と思ったんですが、こんな早くゴールデンに進出するなんて意外。いろんな方々から反響があって、お坊さんとバラエティーをやることが初めての挑戦で手探りな部分が多いですが、すごく手応えを感じます」と、自信を見せた。

また、千葉公慈氏(曹洞宗)は「番組を見てくださった皆さまが、頑張っていこうと思っていただけたら最高です。2500年の仏教の歴史は“だて”ではありませんので、どんなことでも見逃さずに見ていただきたいなと思います」と、番組をアピール。

最後に太田は、「他宗派の人たちが集まる番組はかなり冒険だと思うけど、みんなが見ていろいろなことを考える番組になればいいなと思います。いずれは『徹子の部屋』の枠を狙いたいですね！」と野心を明かした。