3月28日(土)と29日(日)の2日間、埼玉・さいたまスーパーアリーナTOIROにて「AKB48衣装ミュージアム~衣装が語る少女たちのキセキ~」が開催される。
このイベントは、“衣装”という観点からAKB48グループのこれまでの活動を振り返る展覧会で、各グループの衣装担当がセレクトした「衣装コレクション」や、公演中にメンバーが着替える「着替え部屋」の再現などが展示される。
3月26日には開催に先立って会見が開かれ、「AKB48春の単独コンサート~ジキソー未だ修行中!~」を終えたばかりの高橋みなみ、横山由依、松井珠理奈、渡辺美優紀、兒玉遥と、AKB48グループの衣装チーフデザイナーを務める茅野しのぶ氏が登壇。
茅野氏は「今回、AKB48グループの衣装ミュージアムを初めて行うということで、普通に衣装を飾るだけではなくて、今までの衣装の展示プラス、やったことのないような企画も用意しているので、ぜひいろんな方に見に来ていただきたいなと思っています」とあいさつ。
グループの総監督である高橋は「これだけの数の衣装を皆さんに見ていただくってことが初めての試みかなと思っています。そして、もう1つは皆さんを案内する音声ガイドを私たちが担当させていただきました。衣装の裏話とかを聞いていただきながら、楽しんでいただければなと思います」と見どころを語った。
高橋に続いて他のメンバーも見どころに触れ、横山は「滅多に入れる場所じゃないので、皆さんに楽しんでいただけると思います」と「着替え部屋」を注目ポイントに挙げると、松井は「今回は姉妹グループの衣装も飾っていただけることになりました。こんなに一気に衣装が飾られることあまりないので、この機会にグループの違いなども感じていただければうれしいです」と姉妹グループの衣装をアピールした。
また、渡辺は「'13年の紅白歌合戦(NHK総合)で、みんなで世界110カ国の衣装を着たんですけど、その衣装がすべて展示されることになりました」と話し、兒玉は「全メンバーが『私の好きな衣装』をフリップに書いて紹介しているんですけど、私はHKT48の『控えめI love you!』の衣装が好きで。推しメンの好きな衣装をチェックできると思います」と自身がセンターを務めた曲の衣装をお気に入りに挙げた。
メンバーはこの日に初披露された新曲「僕たちは戦わない」の衣装での登場となったが、茅野氏は「たかみな(高橋)が『どうしてもショートパンツをはきたい』って言うから」と高橋の衣装を決めた経緯を説明。
すると高橋が「『どうしても』とは言ってないよ!」と否定。しかし最後には「確かに言いました。なんか短パン履きたくなっちゃった」とショートパンツの衣装が自身の希望であったことを認めた。
そして、高橋が茅野氏に一番の力作の衣装について質問すると、「『制服が邪魔をする』。シンプルなんですけど、あの世代にしか出せない雰囲気にマッチしたなって」と'07年に発売された初期のシングル曲の衣装を挙げた。
会見の最後には記者から、この日に発表されたAKB48グループの“組閣”や、川栄李奈の卒業について質問が飛んだ。
高橋は「たくさんのメンバーのチーム異動、兼任の解除、そしてNGT48への北原里英のキャプテンとしての移籍、川栄李奈の卒業発表がありました。本当にみんな驚いていましたし、私自身もとても驚きました。でもやっぱり、彼女自身が決めた事なので、まず応援してあげたいなというのが、いちメンバーとしての気持ちです。ライブ中にも言ったんですけれども、AKBのメンバーである以上、いろんな決断などに出くわす場面がたくさんあると思います。その道が正しいかとか、私も卒業発表してる身なので、やっぱり卒業してみないと分からないこともたくさんあると思うんですけれども。卒業してから、一人になってみてからその道が正解だったんだっていうふうに、自分自身で決めた決断というものを正解に導いていきたいなというふうに思うので、川栄李奈の応援をよろしくお願いします」と自身の卒業に重ね合わせてコメントをした。
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