カンガル・うたちゃんのパジャマは水玉でモカモカ!?

ハロー！プロジェクトのカントリー・ガールズが3月25日、メジャーデビューシングル「愛おしくってごめんね/恋泥棒」を発売。26日に東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場で発売イベントを行った。

カントリー・ガールズはカントリー娘。の新生グループとして誕生し、プレーイングマネジャーの嗣永桃子こと“ももち”、山木梨沙、稲場愛香、森戸知沙希、島村嬉唄、小関舞の6人組。'07年1月からカントリー娘。唯一のメンバーとして活動してきた里田は“スーパーバイザー”に就任している。

イベントでは、「Bメロの小動物のような、モグラ叩きのようなかわいい動きとサビに注目」(島村)という「恋泥棒」、「'80年代のアイドルを思い出させるような曲調で、サビの“ごめんねダンス”が特徴的」(小関)という「愛おしくってごめんね」など4曲を披露した。

メジャーデビューを果たし、山木は「この噴水広場でのイベントが憧れだったので、こんなにたくさんの方が来てくださって感動しています」と感激の様子。

また、森戸が「気持ちを新たに一生懸命、今まで以上に頑張っていきたいと思います」と決意を語ると、稲場も「いつも応援してくださっている皆さんには『やっぱりカントリー・ガールズっていいな』って思っていただけるように、そして初めて見る方には少しでもカントリー・ガールズに興味を持っていただけるよう頑張りたいです」と意気込んだ。

一方、小関は「私はとってもかわいくって、カントリー・ガールズで一番元気で、一番スタイルがいいです」と自己紹介。当然、ももちが「カントリー・ガールズの中で一番かわいくて、明るくて、スタイルはそこそこなプレーイング・マネジャーです」と張り合っていた。

そんなももちに、メンバーがさまざまな質問を投げ掛ける「答えてももち先輩」のコーナーでは、座右の銘を聞かれ「かわいさ余って憎さ0倍かな!? かわいい！ かわいい！ってちやほやされるのを目指しているから」と回答。

山木の「有機化学が苦手」という発言に「有機を化学するんでしょ!?」と返し、山木から「ももち先輩に教わる子供たちがかわいそう…」と手厳しいツッコミが。

また、森戸から「カントリー・ガールズ全員でごはんを食べに行ったら、割り勘ですか？」と聞かれると、「ちゃんと領収書を“里田まい”で切ってもらう」と里田に丸投げしようと画策していた。

途中、稲場が「ももち先輩は誰からも好かれていて、かわいくて、アイドルの中のアイドルで尊敬するところがたくさん」と持ち上げる一幕も。

しかし、小関が生まれた'02年にはアイドル活動をしていたということで「そう思うと、ももち先輩って私にとってはおばさんですよね」と小関がきつい一言。

さらに、「ピンクのフリフリのパジャマで寝てる」という発言に会場が静まり返る一方、島村の「ピンクに白の水玉で、モカモカのパジャマで寝てます」という言葉にはファンから声援が飛ぶなど、ももちワールドが展開していた。

イベント後の囲み取材で、稲場は「小さいころからずっと芸能界を夢見て頑張ってきたので、諦めずにここまで頑張ってきてよかった」と喜びを口にし、小関は「ももち先輩と絡んですごく楽しかった」とイベントを振り返った。

イベント同様、ももちについて聞かれると稲場が「頭の回転が速いので見習うところがたくさんあります。楽屋でもしっかり小指が立っていて、すごいなって思います」と持ち上げる一方、山木が「よく聞かれるんですけど、本当の事を言うと楽屋では地味で、至って普通の行動しかしないので答えようがないんです…」と暴露。

ももちは、「私は11年間アイドル活動で得た経験などを5人に教えて、5人からは若さをもらってっていう物々交換がいい感じに成り立っています。Berryz工房は同期でやってきたので全然違う楽しさがあるんですけど、5人は楽屋で上座をわざわざ空けておいてくれたり、お弁当を選ぶときに『ももち先輩、先に選んでください』って言ってくれたりするので、そういう意味では両方違って居心地がいいなと思います」といい関係性をアピールした。

また、ももち以外の5人のLINEグループがあるそうで、山木は「Berryz工房が活動停止になるまでの期間だけで作られたグループなんですけど、ももち先輩がいるグループで『何時にどこ集合にする？』『何時に電車が着く』なんて言えないなと思って5人のを使わせていただいてます」と説明。

ももちは「最近、6人のグループが一切機能してないんですよ。遊びの約束も5人だけでしてるみたいなので…そういう意味ではBerryz工房と変わらず居心地は悪いかなとは思ってます(笑)」と悪い(？)関係性もアピール。「気心知れた仲っていう意味でも、今後は今まで以上にコミュニケーションを取っていきたいなと思っています」と改善を約束した。

最後に、小関が「単独ライブができるくらい有名になりたい！」と目標を語ると、稲場は「単独ライブはもちろん、海外でもライブができるようになれたら、里田さんもたくさん見にきてくださるんじゃないかなと思います」とさらなる野望を告白。

ももちは「ハロー！プロジェクトの中でも新人グループですし、13年目の子も入っていますけど…キャピキャピ、初々しく頑張っていきたいと思います！」と意気込みを語った。