WOWOWプライムで4月18日(土)より放送される海外ドラマ「荒野のピンカートン探偵社」特別試写会が行われ、DEAN FUJIOKA、加賀美セイラ、プロデューサーのスザーン・バーガーがトークショーに登場した。
本ドラマは1860年代のアメリカ・カンザス州を舞台に、現存する最古の探偵社・ピンカートン社の創設期を描いた探偵ドラマ。創設者ピンカートン親子と世界初の女性私立探偵・ケイトの3人が次々と事件を解決していく。
DEANは準レギュラーの“謎の日本人”ケンジ・ハラダ役で、ピンカートン社トリオに接近していく役どころ。
加賀美は日本人超能力者・ミヨ役で物語の中盤にゲスト出演し、日本人という共通点からケンジと関わるようになっていく。
スザーンは「この物語は、できるだけ史実に基づくことを大切にしています。当時のカンザスには多様な人種がいたということで、日本人役の存在は非常に重要でした。謎めいたキャラクターのDEANと、フレッシュなセイラ、二人が生き生きと演じてくれて私は幸せです。ありがとう」と感謝の言葉を述べた。
DEANは「これまでの自分の出演作は日本で放送される機会になかなか恵まれなかったので、今回日本で放送されることは、日本のファンに届けられるし、おばあちゃん孝行になるし、うれしいです」と笑顔。
共演した加賀美については「セイラ、かわいかったんです。撮影に合流した時、とても緊張していて。ケンジと日本語で絡むシーンがあったので『どうしようか』と話し合って本番に臨みました」と振り返った。
加賀美は、超能力者役と紹介され「超能力者、やっちゃいました~うふふ」とニヤリ。
中盤にゲスト出演した撮影では「スタッフの方々が『超能力者が来るぞ!』と楽しみにしてくださっていたと聞きました。アメリカの作品に出るのが夢だったので、ちょっとはかなったかな! 日本とアメリカ、両国にいい影響を与えられる女優になりたいんです」と胸を張った。
待望のアメリカ作品デビューを、父親がカナダ人で、加賀美自身も国籍を持つカナダで撮影となったが「ロケ地のウィニペグは雪しかなくて『寒い』『つらい』しか覚えてないです(笑)」とあまりに厳しい環境で、感動する余裕はなかったようだ。
物語の時代背景から「日本人初のカウボーイではないか」(スザーン)と言われるケンジ役を演じたDEANは今後の活動について「誰もやったことがないことをしたい!」とケンジさながらのコメント。
「初めて宇宙で撮る作品に参加するとか」と大胆アイデアを提案し目を輝かせた。
本ドラマの見どころを求められた加賀美は「物語が1話ごとに完結するから『続きが気になる』というストレスがないです(笑)」と素直な感想で会場の笑いを誘い、イベントは終了した。
【ストーリー】1860年代の開拓時代、米中西部カンザス州。アラン(アンガス・マクファーデン)とその息子ウィリアム(ジェイコブ・ブレア)が、史上初の探偵社“ピンカートン探偵社”を創設すると、女性探偵ケイト(マーサ・マックアイサック)も働きだすように。
アランは抜け目がなくタフな男、ウィリアムは短気な性格だが高い探偵の技術と情熱を持ち、ケイトは科学捜査とおとり捜査の名手。3人は、意見を対立させてしまうことも多いが、難解な凶悪事件の真相を明らかにすべきという気持ちは同じで、力を合わせていく。
ブッチ・キャシディ、サンダンス・キッド、ビリー・ザ・キッド、そしてウィリアムの宿敵ジェシー・ジェームズなどの伝説的人物たちと出会っていく。
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