4月3日(金)よりテレビ東京系にて特撮ドラマ「牙狼〈GARO〉―GOLD STORM―翔」がスタートする。放送を記念して、主演・栗山航に単独インタビューを敢行。ドラマの見どころや現場の様子などを語ってくれた。
――映画からの続編となっている「―GOLD STORM―翔」ですが、撮影の様子はいかがですか?
泊まりでの撮影が続いていて、熱海だったり山梨だったり楽しいですね。真剣に撮影をして、撮影後に飲み会で盛り上がって、という感じで(笑)。今回は前作の「牙狼〈GARO〉~闇を照らす者~」より、ヒロイン役の南里(美希)さんと連携を取らなければいけないことも多くて、二人でよく話し合うことが多いです。
――今回は前作に増してアクションシーンも多彩だそうですね。
アクションシーンは「牙狼〈GARO〉」シリーズの見どころの一つでもありますから。特に苦労したことは、映画でトラックの上でセーフティーなしで演技をしたこと。あれは少し怖かったですね。でも、迫力のある映像が撮れればと、自分からアクション監督にやらせてほしいと頼んだんです。
――栗山さんご自身が、アクションをする時に気を付けていることはありますか?
とにかく画角を気にしていましたね。1cm剣がずれただけでも、まったく迫力がなくなってしまうこともあるんですよ。せっかく迫力がある映像なのに、ぬるく見えたらもったいない。どんなアングルかということでも変わりますしね。ジャッキー・チェンやトム・クルーズなどのアクション映画を見て勉強したりもしましたよ。あとは、真っすぐな“流牙らしさ”が出るように心掛けました。
――栗山さんが思われる“流牙らしさ”をもう少し詳しく聞かせてもらってもいいですか。
“当たって砕けろ”というがむしゃら感ですかね。でも、前作から成長して、突っ走っていただけの流牙が、少し考えるようにもなったかなあと思います。剣を振り回しているだけのように見えて、そのあとのアクションにもこだわっています。そんなところも細かく見ていただけたらうれしいですね。
――雨宮慶太総監督からは、何か指示がありましたか?
それがあまりないんです。ただ一言「座長として頑張れ」という言葉が胸に響いていて。前作では自分のことしか考えられなかったのですが、今回は周りを見て行動できるようになれました。流牙と一緒に僕も成長させてもらっています。
――流牙と栗山さんご自身もリンクしていると。
僕自身は、全然こんなヒーローみたいな性格じゃないんですけどね(笑)。物語の中でいえば、泉谷しげるさん演じるD・リンゴに似てるかな。天真らんまんというか、楽観的なところというか。僕もそういった性格なので。
――では、今作の見どころを教えて下さい!
個性的なキャラクターたちのそれぞれの主張が交錯し合う、テンポある駆け引きが魅力の作品となりました。「黄金騎士ガロ」の称号を得た流牙が精神的にも成長した新しい物語となっています。流牙と莉杏の関係性も発展したり、もちろんアクションにも注目です。もっともっと「牙狼〈GARO〉」がいろんな人に注目していただければうれしいです。
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