松下奈緒&古田新太の異色コンビが謎解きに挑む

2015/04/01 08:00 配信

ドラマ

元警察官の調査員・優希(松下)と漫画編集者・醍醐(古田)がタッグを組み、ある事件の解明に挑む

WOWOWプライムで4月11日(土)からスタートする「連続ドラマW 闇の伴走者」で主演を務める松下奈緒古田新太がインタビューに応じた。

本作は松下演じる元警察官の調査員・水野優希と、古田演じる鬼才の漫画編集者・醍醐真司の異色コンビが迷宮入りした事件の謎に挑むミステリー。原作は漫画「MASTERキートン」などの原作・脚本を手がけた長崎尚志が手がけている。

性格が対照的でけんかが絶えない優希と醍醐。「うんちく垂れては嫌味言って優希にキレられるパターンが多い。醍醐が快楽主義者で優希がストイックみたいなキャラ分けです。でも、優希も不器用だよね」と古田。

一方、松下は「全てをうまくいかせたいんだけどどうしたらいいか分からないという不器用さはありますね。格好つけて強気で言うのも虚勢を張っているだけみたいなところは、原作をもっと膨らませてもらえたのかなと。でも時々ドジをやったり、醍醐さんに会ってちょっとずつ溶けていく優希がいる、みたいな部分がすごくうまく脚本に書いていただけたなと思います」と原作のイメージも捉えながら役に臨んでいる様子。

監督は映画「ホットロード」「アオハライド」などで知られる恋愛映画の旗手・三木孝浩。松下は「ラブストーリーを撮られている監督と聞いて、その意外性が面白いなと思ったんですけど、結構モニターを見ている目とかは怖いですよ(笑)」と意外な一面を暴露。

古田は「高畑充希とこの間まで舞台やってて、充希に『監督とは合わないね。監督はキラキラしてるからあなたみたいな淀んだ人とは合わないよ』と言われたから『そんなことはないと思うよ』と言っときました(笑)」と言い、場を盛り上げた。

最後に優希と醍醐の関係がどんなものになっていくのかと尋ねると「出版関係の知識がない調査員と出版業界しか知らない編集者なんで、合わさればいいのにとか思うんですけど。お互いが助け合える関係になっていくという面白さはあると思うんですよね」と古田が言うと「優希も醍醐さんも仕事が行き詰まっている状態。不完全な2人が走り出して、かみ合った時にすごいパワーを出せる。そのコンビネーションを見て欲しいです」と松下がフォロー。初共演ながらも息が合っている2人に期待が高まる。