井浦新が異国で家族への愛を深める

NHK BSプレミアムで4月11日(土)から放送される、井浦新が32カ国を結ぶアジアハイウェイを旅する「ザ・プレミアム『井浦新　アジアハイウェイを行く』」の会見が行われ、井浦とナレーションを務める渡邊佐和子アナが登壇。

「ザ・プレミアム『井浦新　アジアハイウェイを行く」は井浦が変貌するアジアを独自の感性で見詰める現代史紀行ドキュメンタリー。

目覚ましい成長を続けるアジア、その中で人々はどこへ向かおうとしているのか？　アジアの成長の光と影を描く。

4月から6月まで、3回に分けて放送する「シリーズ1」では、トルコをスタートし、中央アジアまでを旅する。

4月11日(土)は「第1集『変貌する文明の十字路』トルコ・グルジア・アゼルバイジャン」(夜9:00-10:30)。

5月9日(土)には「第2集『知られざるイスラム大国』イラン」(夜9:00-10:30)。

6月には「第3集『ソ連崩壊25年目　それぞれの道』ウズベキスタン・カザフスタン・キルギス」をそれぞれNHK BSプレミアムで放送する予定。

井浦は「今回僕が旅をしてきた国々は、全て初めて行く国でした。中央アジアまで旅をしてきましたが、本当に想像以上にアジアは大きいというのを実感してきました。普段島国の日本で暮らしていると、同じアジアの美術の分野でも“アジア”とひとくくりになっていたりしますが、実際に行ってみたらアジアといっても、あまりにも規模が大きくて、似ているところもあれば、生活の様式も宗教も生き方も全く違っています。見るもの全て、出会っていく人全てに刺激を受けて、大きな学びをいただきました」とコメント。

行った国々では「写真を撮って」と話し掛けてくる人が多いことに驚き、それを縁にコミュニケーションを取り自宅まで招待されたこともあるという。

さまざまな国の家族を見たという井浦は「宗教や言葉は違っても家族の在り方は変わらない」と語り、「伝統とは個人でつくっていくものではなく、家族間で親から子へつないでいくものが伝統なんだ」と実感したという。

そして「もっともっと家族を愛したいと思いましたし、旅の途中で早く帰って家族を抱き締めたいと思いました」と旅を経て強まった家族への思いを熱く語った。