テレビ東京系で4月10日(金)に放送される「バイキング家族3」の収録がテレビ東京本社社員食堂で行われ、サンドウィッチマンがMCを務めた。
本番組は、人気食べ放題店に張り込み、店員注目の家族や、独自のこだわりで食事を楽しむ家族を観察・密着する第3弾。
ただ食べ放題店を紹介するわけではなく、満腹になるまで食べる欲求を通して、そこから見える人間性に明るくスポットを当てる。
本放送では、食べ放題店ひしめく横浜中華街や都内の人気ホテルビュッフェ、大阪のステーキ食べ放題店などを定点カメラでウオッチングし、スタッフが気になった来店客を直撃する。
また、第1弾から登場する山梨・甲府の回転ずし店では、店員たちが“四天王”と名付けた大食い常連客4人の中から既に登場したキングとクイーンに続く“ジャック”の来店を待つ。
VTRを見たサンドウィッチマンと食べ放題大好き主婦ら20人が最も行きたい、食べたい、食べ放題グランプリの店を決定する。
収録を終えたサンドウィッチマンが取材に応じた。
印象に残った家族について「70歳のお母さんが息子さんと、北京ダックの食べ放題で、ばくばく食べている姿が印象に残りました。ああやって(一度にたくさん)食べるものじゃないだろうと思うけど、あれだけ幸せそうだといいですよね。あと大阪で一人焼き肉していた紳士もよかった」(伊達みきお) 、「なんといっても、3000軒の食べ放題店を訪ねた石岡家! 食べ放題店をはしごする姿は、軍隊みたいに統制されていましたね(笑)。あれだけの情熱が食べ放題に注げるというのがすごい」(富澤たけし)と、二人は興奮気味に語る。
今回、収録を行った社員食堂について伊達は「テレビ東京の社員食堂に来るのは初めてですが、テレビ局の食堂のご飯はおいしいので、何か出るのだろうと期待していました。ゴールデンタイムの特別番組ですし。そしたら、水も出ず!」と恨み節。
腹いっぱいにおいしそうな料理を食べる映像を、飲まず食わずで3時間近く見続け“お預け”を食らっていたため、富澤は「あらためて、社員食堂で収録をした意図をお尋ねしたい」と同席した渡辺大樹プロデューサーにチクリと抗議。
渡辺プロデューサーは「一般主婦の方々にご出演いただいているので、スタジオでは緊張すると思ったんです。サンドウィッチマンと主婦の皆さんをつなぐという意味で、社員食堂を選びました。サンドウィッチマンならうまく空気をつくってもらえると」と必死に説明。伊達は「いいように言われてますよ」とふてくされて、笑いを誘った。
普段食べ放題によく行くのか問われると、伊達は「若いころは激安の焼き肉食べ放題などによく行きました。一番いい肉をたくさん食べて得した気分になろうとか、そういうことは考えたことはありますが、この番組に出てくる人たちの哲学にはかなわないです」と振り返った。
富澤は「今は地方ロケのホテルの朝食バイキング程度ですかね。世間では食べ放題が好きな女性が多いようなので、娘と一緒に行きたくなりました」と明かした。記者から「『目指せ石岡家!』ですか?」と問われると「そんなわけないでしょ」と冷静にツッコんだ。
最後に、伊達は「とにかくおなかが空く番組です。夕飯時の放送なので、食事しながら家族で『今度この店行きたいね』と話してもらえればうれしいです」、富澤は「さまざまな店が登場するので、行きたくなる店が必ず見つかると思います」と見どころを明かした。
加えて視聴者に「でも、店員に変なあだ名を付けられるかもしれないので、気を付けて」(富澤)と警鐘(?)を鳴らした。
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