米・メジャーリーグでも活躍し、ことしから古巣の広島東洋カープに戻った黒田博樹投手。5月26日(火)から始まるプロ野球「日本生命セ・パ交流戦」を前に意気込みを語った。
3月29日のヤクルト戦で復帰後公式戦初登板。7回5安打無失点で見事に今季初勝利を挙げた。久々の日本での野球に関しては「そんなに戸惑いもないですし、試合に入っていけてると思います。移動はアメリカと比べると全然違いますし、日程的なスケジュールの部分でもアメリカよりはゆとりをもってできるかな。調整の部分でも時間を使えますし、やりやすいと思います」と自信のコメント。
交流戦ではパ・リーグの選手とも対戦する。「パ・リーグ、セ・リーグも含めて、僕自身対戦したバッターが今はもう少なくなってきてるんで、逆にセ・リーグでやってても交流戦みたいなものです(笑)」と語った。
パ・リーグには北海道日本ハムファイターズの“二刀流”大谷翔平選手がいる。「大谷選手はピッチャーとしても素晴らしいですし、バッターとしてもあそこまで打てる選手はなかなかいない。対戦したいというより見てみたいですね」と興味津々。
同じく日本ハムにはパ・リーグの強打者、中田翔選手が。「日本であれだけのパワーと距離を出せるバッターというのはなかなかいないと思うので、そういう意味では対戦してみたいですね」と闘志を燃やす。
ほかにもパ・リーグには有力選手が目白押し。「オープン戦では福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手や内川聖一選手らと対戦はしましたが、楽しめているというよりは自分の目でいろんな選手を見てみたいなと思っていますね。対戦してみないとわからないことがたくさんあるので、今は手探りです」と勝ちにこだわる黒田投手の気迫が伝わってくる。
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