西洋鎧をまとった藤岡弘、「日本の男は弱くなった!」

2015/04/07 20:01 配信

映画

映画「ドラキュラZERO」のブルーレイ&DVDイベントに西洋鎧姿の藤岡弘、が登場

映画「ドラキュラZERO」のブルーレイ&DVDリリース記念イベントが4月7日に都内で行われ、藤岡弘が登壇。激しいアクションシーンが見どころの作品にちなんで、鎧姿で西洋剣術パフォーマンスを披露した。

30kgもある鉄製鎧をまとって登場した藤岡は、初めて身に着けたという西洋鎧に「重い!」と一言。続けて「まさに死に装束の戦闘モード。東洋も西洋も関係ない、鎧をまとうと血が騒ぐね。男の本能かな」と笑顔を見せた。

「ドラキュラZERO」の劇場公開時、プロモーションを担当したローラから“ドラキュラになってほしい男性”に挙げられた藤岡。その指名については「強い男性に守ってもらいたい、という思いから選んでくれたのかな。男性に頼りたいという女性の気持ちに応える、そのために男は命を懸けるんです。男は絶えず備えを持つべきで、何かあった時のために準備しておくのが男のたしなみかな」と、熱く“男道”を語った。

司会から「藤岡さんからは男気も男臭さもガンガンに出ていますね」と振られると、藤岡は「日本は甘過ぎてね、男が優し過ぎて、自己陶酔型の男が多い。野生を失った、牙を抜かれた男が増えてきて残念だよね。女性が強くなったと言われるけど、男が弱くなったんだよ」と断言。続けて「男の責任とは何なのか、何のために生きているのか、これから自己検証が必要かもしれない」と世の男性に呼び掛けた。

トーク終了後、重さ2kgのロングソードを手にした藤岡は、初挑戦となる西洋剣術パフォーマンスを披露。続いて西洋鎧を着用したアクターが登場し、藤岡と2人で、剣と剣を激しく打ち合わせる迫力満点の立ち回りを演じて見せた。

殺陣を終えた藤岡は「日本刀と違って両刃だから難しいね」と語りつつも、「西洋の剣術も極めてみたい気持ちになった」と意欲十分。最後には「男は戦う気持ちを失っちゃいけない」と、再び男気あふれる言葉でイベントを締めくくった。

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