4月10日(金)よりスタートするドラマ「ドラマ24『不便な便利屋』」の会見が4月9日に東京・神谷町で行われ、出演する岡田将生、鈴木浩介、遠藤憲一、鈴井貴之監督が登壇した。
同ドラマは、全編オール北海道ロケで撮影されたコメディードラマ。脚本家の竹山(岡田)がひょんなことから松井(鈴木)と梅本(遠藤)が営む便利屋に仲間入りし、日々起こるドタバタに巻き込まれていく。脚本・演出は「水曜どうでしょう」('96年ほか、北海道テレビ)などで知られる“ミスター”こと鈴井貴之が務める。
主演を務める岡田は「今までにない経験をした、大好きなドラマとなりました。一番年下でしたが世代を超えて仲良くしていただきました。よく(鈴木と遠藤と3人で)せりふ合わせをしていて、そこで生まれたものを取り入れて本番に反映したりもしていました」と現場のエピソードを語った。
また、鈴木は「いい意味で古臭い、子供のころに見ていた憧れのドラマのような作品です。現場ではゲラゲラ笑っていたことしか思い出になくて(笑)。朝5時には出発して、6時には笑っていましたね。現場の赤平市がすごくいい所で、札幌に何日か行った時に岡田くんと『赤平に帰りたい』って何度も言ってました(笑)。また赤平に行きたいですね!」と思い出を。
遠藤は「ずっと北海道という土地に憧れを持っていたんです。そんな時にこのドラマの話が来たんです! でも一つ心配だったのが、トイレ(笑)。そしたら軽トラに簡易トイレを乗せてくれるんですよね。だんだんそれが後光が差してるかのように見えてくるんです。みんなで“威風堂々”って呼んでました。曲がよく似合うんですよ。とにかく、美しい景色の中で、いっぱいいっぱいしている役者たちを見てほしいですね」とコメント。
鈴井監督は「生まれた街である赤平が破綻の危機を迎えると聞いて、どうにかお手伝いができないかと考えた結果がこのドラマです。1歳までしかいなかった街なんですが、人々と交流していると、みんな陽気で明るくて、そのおおらかさに驚きました。本当に何もない街なんですが、不便というのは自分からアクションを起こさないといけない、受け身じゃ何もできないという側面を表現したくて、このドラマを作りました」とアピールした。
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