新盤発売 i☆Risからコメント到着(山北早紀編)

テレビ東京系ほかで放送中のアニメ「プリパラ」に声優として出演するアイドルユニット・i☆Risのファーストアルバム『We are i☆Ris!!!』が4月8日に発売。リリースを記念して、i☆RisメンバーがSmartザテレビジョンにコメントを寄せてくれた。

第1弾はi☆Risのリーダー・山北早紀。「プリパラ」では囲碁が得意なアイドル・東堂シオンを演じる山北は「さきさま」の愛称で親しまれ、さまざまな個性を持つメンバーのまとめ役としてi☆Risの屋台骨を支えてきた。今回は山北が、『Realize！』と『We are i☆Ris!!!』に懸けた思い、そしてこれからの「プリパラ」や全国ツアーへの意気込みを語った。

山北早紀コメント(「プリパラ」東堂シオン役)

『Realize！』は、'14年の11月にあった2周年ライブの時期にレコーディングされました。2周年ということで、私だけじゃなくメンバーのいろいろな思いが重なる時期に歌ったので、曲に込める思いは深かったです。『Realize！』からは「団結」という言葉を連想していました。それは「プリパラ」だけではなく、i☆Risにとっても重要なキーワードだと思うんです。

私はそのころ“アイドル”としてどうあるべきか、悩んでいたんですね。ただそれは、レコーディングでシオンちゃんの気持ちになってらぁらたちと一緒に歌うことで、この子たちのように私も頑張ればいいんだって思うようになりました。この曲はi☆Risと SoLaMi Dressing(ソラミドレッシング。「プリパラ」劇中でi☆Risメンバーが演じるキャラたちが結成するユニット)をつないでくれる曲でもあると思っています。

そういえば、掛け声の部分は別でレコーディングしているんですが、それでも掛け声のタイミングが合っていたんですよ。細かなことですけど「私たちはここまでできるようになったのか！」と驚きました。

シオンちゃんは、'14年の10月から演じてきました。よく四字熟語を使う女の子で、登場シーンでいきなり「家宅捜索！」とか「即断即決！」とか言うので、最初は変わった子だなと思いました。わが道を行く面倒くさいタイプの子じゃないかって。でもそれは半分だけ正しくて、わが道を行くんだけど、本当は仲間思いの優しい子なんです。

ドロシーとレオナでDressing Pafé(ドレッシングパフェ。劇中に登場するアイドルユニット)を組みましたけど、自分の意見を言わないレオナに「ドロシーにばかり頼って、自分の意見はないのか」って言うんですね。きつい言葉ですけど、誰もがちゃんと自分で意見を言わないといけない時があることも確かで、何とかレオナにも分かってもらいたいと思うんです。結構攻めた口調なので誤解されることも多いけど…やっぱり仲間思いなんですよ。日々演じてみて、そう思います。

新シリーズではシオンとレオナの関係が気になります。二人きりの会話を聞いてみたいなあ。あとレオナは男の子だし、着替えとかどうしているのかも知りたいな(笑)。

『We are i☆Ris!!!』はi☆Risにとって名刺みたいな作品です。タイトルの通り、「私たちはi☆Risです！」ってあらためて全ての人に言いたいなって。

このアルバムには2年間でシングルを8枚出して、「プリパラ」に携わらせていただいて、そしてファンの皆さん応援をいただいたことでできた、私たちのこれまでの道のりが全て詰め込まれています。ライブツアーも皆さんに会えるのが本当に楽しみです。私、地元が北海道なんですけど、北海道公演(5月5日(火)札幌cube gardenで開催)で名物のみそバターラーメンを食べるのを今から楽しみにしています(笑)。

■i☆Ris(アイリス)は'12年に行われたオーデションを機に結成された6人組ユニット。声優とアイドルを両立する“ハイブリッドユニット”として、翌年には日本最大級のアニメソングフェスティバル・Animelo Summer Live 2013 -FLAG NINE-に出演を果たした。

また、'14年の7月からはメンバー全員がアニメ「プリパラ」のメーンキャストとして出演。主人公・真中らぁらや南みれぃらアイドルに憧れる女の子たちが“神アイドル”を目指す「プリパラ」では劇中のライブシーンも見どころの一つとして知られているが、i☆Risはそのライブシーンも実際のライブで忠実に再現してみせ、ユニットの本領を見せている。

そんな彼女たちも、活動から2年半、8枚のシングルを経て念願の初アルバムをリリース。「プリパラ」1～3月期オープニングの『Realize！』などシングル曲と、新曲6曲を収録したこれまでの集大成的な作品で、4月18日(土)からは5都市を回る初の全国ツアーを敢行。さらなる活躍が期待される。