赤坂がラインダンスに揺れた Negiccoツアー東京公演

2015/04/11 05:45 配信

芸能一般

赤坂ブリッツでの単独ライブを大盛況で終えたNegicco

新潟発のアイドルユニット・Negiccoが全国ツアー「Negicco First Tour『Never Give Up Girls!!!&Rice&Snow』」の東京公演を、4月10日に赤坂ブリッツで開催。会場は約1200人のファンが詰めかけ、東京での単独ライブとしてはグループ過去最高の動員を記録した。

ライブ本編は、最新アルバム『Rice&Snow』に収録された楽曲を中心に展開。まずオープニングの「光のシュプール」から5曲は、ホーンセクション(サックス:永田こーせー、トランペット:真砂陽地)を従え、アップテンポなナンバーを揃えて会場を盛り上げる。その後、「クリームソーダLove」などを披露したあと、10曲目の「Falling Stars」からは一転“聞かせる”コーナーに突入。長谷泰宏(キーボード)、木暮晋也(アコースティック・ギター)らゲストミュージシャンの生演奏をバックに、ときに着座してじっくり歌を歌い上げた。そして16曲目の「パーティーについて。」からは再び“盛り上がり曲”で本編終了までスパートするという隙(すき)のないセットリストで、集まった観客を魅了していた。

曲中のMCでは、平日夜に参集したファンに向けて「皆さん、会社とかいろんなことを犠牲にしてここに来てくれたんだなって(笑)」(Kaede)など、3人それぞれが感謝の言葉を伝えていた。ただ、Nao☆の「へぇー、実に平日ですね」という唐突なダジャレは不発で、観客席に向けて「ウケるところでしょ!」と教育的指導が入るひと幕も。ちなみにその後もNao☆からは、椅子に座るときに「いい椅子を用意してもらったので、いいッス」、「Falling Stars」を歌った際に星型の風船が降ってきた演出に対して「ちょうど星が欲しいなーと思ってたら…」などの発言が飛び出した。

アンコールに入ると、グループにとって代表曲のひとつといえる「圧倒的なスタイル」も披露。間奏では“お約束”のラインダンスをステージ、会場一体となって行い、集まったファンにとって長く記憶に残るような壮観な景色が広がった。

また、ライブ当日がNao☆の誕生日ということもあって、ダブルアンコール曲の前にはステージ上で“生誕祭”も実施された。Nao☆のイメージカラーである「菜の花イエロー」にちなんで黄色いサイリウムで観客席が埋め尽くされる中、グループのサウンドプロデュースを務めるconnie氏がバースデーケーキを持って登壇。コメントを求められ「去年ぐらいから活動が盛り上がってきている中で、すごいダメな時期もあって…」と切り出したNao☆は、「そんなときにかえぽ(Kaede)が40分ぐらい抱きしめて背中をさすってくれたり、ぽんちゃ(Megu)が3時間も4時間も話を聞いてきくれたり、connieさんも仕事中だと思うんですけど電話でずっと相談を聞いてくれたり…」と続けて、メンバー、スタッフの支えがあったからこそ頑張れたのだと明かした。そして最後は「Negiccoはもっと大きくなります!」と叫び、決意を新たにしていた。

なおライブ中に、Negicco誕生12周年の記念日となる7月20日(月)にライブイベント「NEGI FES~Negicco 12th Birthday~」(埼玉・所沢航空記念公園)が開催され、参加ミュージシャンとしてEspecia、OKAMOTO'S、TRICERATOPSが決まったことも明らかにされている。