福山雅治『魂リク』が1位に！シングルはJ=Jが首位

4月20日付のオリコンウイークリーチャートが発表され、アルバム部門で福山雅治の『魂リク』が12万3075枚を売り上げて初登場1位を獲得したことが分かった。それに伴い、6月24日(水)に同作のアナログ盤が発売されることも決定した。これが'90年のデビュー以来、福山にとって初めてのアナログ盤となる。

ことし3月21日にデビュー25周年を迎えた福山。3月28日に、23年間続いたニッポン放送でのレギュラーラジオ番組「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル“魂のラジオ”」が終了したが、その最終回には深夜にもかかわらず3000人を超えるリスナーが別れを惜しんでニッポン放送前に集まった。

今回1位を獲得した『魂リク』は、番組のリクエストコーナーをCD化した福山史上初となる弾き語りカバーアルバム。ギターが好きな福山をしてすばらしい名器と語る、アコースティックギターの1930年製の“Martin OM-45”と、福山自身の声だけでレコーディングしたもの。

そして同作の音を、まるで耳元で実際に鳴っているかのような、生の音に近い、より良い音で聞いてもらいたいという福山の思いからアナログ盤の制作が決まった。これは普段、福山自身が音を聞いている環境に近い状態で聞くことが可能なものになっており、ファンならずとも一度は聞いてみたい1枚となっている。

一方、シングル部門はJuice=Juiceの両A面シングル「Wonderful World/Ca va ？ Ca va ？(サヴァサヴァ)」が初登場1位にランクイン。同週リリースのAKB48と「妖怪ウォッチ」のコラボユニット・ニャーKB wihtツチノコパンダ「アイドルはウーニャニャの件」(2位)や韓国の人気グループCN BLUEの「WHITE」(4位)を抑え、ハロー！プロジェクトの秘蔵っ子が頂点に立った。

先週のSKE48とNMB48の直接対決や乃木坂46の躍進、モーニング娘。'15を筆頭としたハロプロの復権、ももいろクローバーZや私立恵比寿中学といった個性派アイドルのブレークなど、うら若き乙女たちが繰り広げる“アイドル戦国時代”はまだまだ続きそうだ。