4月18日から始まった大型お笑いライブ「下北沢大興行」。今田耕司やバカリズム、劇団ひとりらベテランから、無名の若手まで約120組の芸人が5カ所の会場でライブを行っている。
そんな中、かもめんたるが「東京03寄席」「かもめんたる寄席」に登場し、槙尾ユースケが自身の“女装趣味”について語った。
北沢タウンホールで行われた「東京03寄席」では、幕間のトークコーナーにかもめんたるが登壇。飯塚悟志から最近短くなった髪をいじられたことにより、槙尾の趣味へと話題が広がった。
相方の岩崎う大の「(髪が長いと)チャライ感じが年齢とちぐはぐになってる。心機一転、髪切ってデコ出してみれば」というアドバイスにより髪を切ったという槙尾は、「女装してなくてもオネェっぽくなっちゃった。男らしくするために髪を切った部分もある」と語った。しかし、髪を切ったことにより岩崎は「“女装する人”感が増しちゃった」と思ったという。
槙尾は「最初はコントで女装してて、それがハマっちゃって日常にどんどん浸食してきちゃったんです、女装したい熱が。男の状態でもオネェっぽく、女性っぽくなっちゃって…」と明かしながら徐々に体をくねらせ女性っぽいしぐさに。
そこで、豊本明長が「結局、おかまの人なの?」と投げ掛けると、槙尾から「オネェと男の間くらいですね」と衝撃的な一言が。その答えに驚きを隠せない豊本らに、槙尾は「方角でいうと、北北東…みたいな」と独特な表現をした。
オネェにならないよう頑張る槙尾を見た飯塚が「そのままでいいじゃん」と言うと、「なっていいんですか?」と明るい表情を見せる。
「その方が楽なんです、こっちの方が素直にいろいろ話せるの!」と早速オネェ口調で体をくねらせた。その変貌ぶりに飯塚は「俺たち巻き込まれたくないから、あしたからにして!」と困惑。槙尾は「はい…」と落ち着きを取り戻し、話を終えた。
しかし、その後「しもきた空間リバティ」に場所を移し「かもめんたる寄席」で「あしたから」と約束したはずの槙尾が、女装芸人を集めたトークコーナーを展開し、早速メークに女性服、ウイッグも身に着けた女装姿を披露した。
終始オネェ言葉でライブを進行していくも、ここでも短く髪型をいじられ、かぶっていたウイッグを外すことに。メークと女性服はそのまま短髪姿になった槙尾は、トップリードの新妻悠太らに「一番やばい、こういう人いる!」「宝塚みたい!」と次々にツッコまれた。
話は、女装用の服を買う際の試着についての対策へ。
男性が女性ものの服を試着するのが難しいため、女性服を買う際のコツとして槙尾は「自分が着たい服を着せた奥さんを鏡の前に立たせて、後ろに立って顔をパッて(横にずらして)出すの」と告白。
さらに「あとは店員に覚えられて、『あ、あの人は変態だからOK』と思わせる」と裏技も明かした。
オネェと男の間に揺れる槙尾の葛藤を垣間見ることになった本日のライブ。「下北沢大興行」は4月19日(日)も開催。しもきた空間リバティでは「ハマカーン寄席」「ラブレターズ寄席」「三四郎寄席」「うしろシティ寄席」が行われ、北沢タウンホールでは堀内健がMCを務める「ホリケン寄席」や、電撃ネットワークらが往年のネタを披露する「芸人遺産」など注目ライブがめじろ押しだ。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)