ふなっしー強烈ダメ出しで船橋愛あふれるゲームを完成

千葉県船橋市非公認のゆるキャラ、ふなっしーのニンテンドー3DSゲーム「梨汁アクション！ふなっしーの愉快なおはなっしー」が4月30日(木)、全国で発売されることになり、ふなっしーが船橋市で新作発表会に出席した。

本作はふなっしーが地元船橋や童話の世界で大暴れするアクションゲーム。「梨汁ブシャー！」「イリュージョン」など、おなじみのハイテンションボイスとアクションが楽しめる“梨汁アクション”ゲームで、特定の条件をクリアすると、船橋の魅力を紹介する「ふなっしーメモ」も見ることができる。

販売する株式会社サクセスの吉成隆杜社長は「実はこのゲームは半年前に完成したが、ふなっしーから次々とダメ出しされ、一つ一つ修正した」と明かし、「ふなっしーのおかげで船橋のエッセンスが詰まったゲームになった。キャラクターなどの名前だけが監修となっているゲームは多いが、このゲームはふなっしーの思いのこもったゲーム」と胸を張った。

ふなっしーも「最初に見せられたゲームは本当にひどかった。ふなっしーを知らない人が、ふなっしーの名前を借りて作ったようなゲームだった。(ゲーム化の話を)お断りしようと思った。それくらい直すのは不可能だと思った」と一時はゲームの完成を諦めようと考えたことを告白。しかし、ふなっしーの案が盛り込まれ、満足のいくゲームが完成した。

また、ゲストで船橋市の松戸徹市長も登場。ふなっしーとガッチリ握手を交した松戸市長は「船橋を素材にしたゲームができてうれしい」と笑顔。ふなっしーは「ゲームが先に公認されたなっしー」と複雑な表情を見せるも、「ご年配の方から飼っている犬までできるなっしー！」とゲームをPRした。