ニヤニヤ笑う“笑い猫”が登場するかわいらしいホラー

2015/04/22 18:04 配信

芸能一般

ホラーで奇妙な有名キャラクター「笑い猫」が登場する(C)okama

小学3年生以上に向けた新しい怪談集「笑い猫の5分間怪談」シリーズ(KADOKAWA アスキー・メディアワークス)の刊行が決定し、第1巻、第2巻が7月17日(金)に同時発売されることが分かった。

同作品は、累計発行45万部の角川つばさ文庫「新訳 ふしぎの国のアリス」シリーズに登場する人気キャラクター・チェシャーネコ(笑い猫)をナビゲーターに、“1話たった5分で読めて、本が苦手な子供でも楽しめる”というコンセプトで作られた新しい怪談集シリーズだ。

今回、刊行されるに当たり「子どもモニター読者」を募集することも併せて発表された。本になる前の原稿の一部を無料で配布し、感想を受け付けるプロジェクト。応募された感想は、本の制作の参考にされる他、「笑い猫の5分間怪談」のポスターやチラシ、公式サイトでも一部が紹介されるという。

■「笑い猫の5分間怪談」:寂れた古い田舎町“ねこなめ町”では、昔から不思議なうわさがあった。町の「猫」にまつわる名の付く至るところで、巨大な猫が浮かんで登場し、子供たちに怪談を語ってくれるという。

それだけでも怖くて奇妙な話なのに、その猫はニヤニヤ笑うらしい。ホラーで奇妙でへんてこな有名キャラ「笑い猫」の、1話5分で読める怪談が始まる。

■第1巻、第2巻の収録予定作品

5分で読める、5分間怪談:「名前はなあに?」(松原秀行)、「真夜中のバス」(芝田勝茂)、「ハート大好き・失恋妖怪ユーレミ」(令丈ヒロ子)、「きもだめし」(緑川聖司)、「うしろんぼ」(越水利江子)、「猫梨」(富安陽子)、「幽霊からの宿題」(那須田淳)、「まねくねこのまねきねこ」(藤木稟) ほか ※発売時、内容が変更されることがあります

1分で読める、1分間怪談:「ロッカーのなか」「地下鉄の幽霊」「黒猫」「人形」「未来日誌」「崖の上」「入ります」「こわい本」「こわい漢字」(緑川聖司) ほか ※発売時、内容が変更されることがあります