市原隼人「極道大戦争」でカンヌデビュー!

2015/04/22 05:18 配信

映画

「極道大戦争」で市原隼人が演じる影山は、敏感肌ゆえ刺青を入れられない若衆止まりの半端もの(C)2015「極道大戦争」製作委員会

市原隼人が主演、監督を三池崇史が務める映画「極道大戦争」が、5月13日(水)より開催される第68回カンヌ国際映画祭 監督週間に正式招待され、スペシャルスクリーニング上映されることが決定した。主演を務める市原隼人にとって、カンヌは初。三大映画祭としては、デビュー主演作の「リリィ・シュシュのすべて」('01年)で第52回ベルリン国際映画祭国際アート・シアター連名賞を受賞して以来の参加となる。

市原隼人は「三池監督の現場は、毎日が輝き新鮮で、職人という言葉が似合う風が吹いていました。撮影中現場に行くことが毎日本当に楽しみでした。今回フランスのカンヌで上映されるということで、多くの皆さまにこの作品をかわいがっていただけることを願っております」と、喜びの声を寄せている。

本作は、三池監督が“原点回帰”と位置付けた極道エンターテインメントで、ヤクザヴァンパイアに噛みつかれた人間は、次々とヤクザ化してしまうという完全オリジナルストーリー。市原はリリー・フランキー演じる神浦の舎弟・影山亜喜良を演じる。

影山は、誇り高い仁義や任侠心に満ちあじれた理想の世界からほど遠い現在のヤクザ社会にうんざりしていた。退屈な毎日を送っていたある日、神浦の命を狙う刺客たちが次々と現れる。八つ裂きにされた神浦は「ヤクザヴァンパイアとして生きろ!」と言い残し絶命する。刺客たちとの新しい戦いが始まろうとしていた。

映画「極道大戦争」は、6月20日(土)公開。