森山未來、WORLD ORDERがダンスフェスに参加

8月1日(土)～10月4日(日)に横浜で開催される3年に一度のダンスの祭典「Dance Dance Dance ＠ YOKOHAMA 2015」の記者会見が行われ、主催の名誉委員長・林文子横浜市長とゲストの森山未來、WORLD ORDER、近藤良平(コンドルズ)、上野水香(東京バレエ団)、柄本弾(東京バレエ団)が登壇した。

「Dance Dance Dance ＠ YOKOHAMA 2015」は横浜の“街”そのものを舞台としたダンスフェスティバルで、会場は横浜市内全域。ダンスのジャンルもコンテンポラリー、ストリート、チア、日本舞踊、バレエ、盆踊り…とオールジャンルをカバーし、開催期間に約200のプログラムを用意している。前回は'12年に開催されており、今回3年ぶりの開催となる。

記者会見では、WORLD ORDERが「PERMANENT REVOLUTION」のパフォーマンスで登場。会場を一気に沸かせた須藤は「今回初参加ですが、こうしてトップの方々と一緒に並んで立てることを光栄に思います。僕らも楽しむので、皆さんも楽しんで参加していただければいいなと思います」とあいさつ。

また、「昨日思い立ったんですけど、フェスティバルが始まる前までに、横浜でWORLD ORDERの新作を撮ろうかなと！」と宣言。

「今回は林市長の許可をいただけそうなので、普段なかなか入れないマニアックな場所とか、立ち入り禁止区域で撮りたいですね(笑)」と言う須藤に、林市長は「もちろんOK！　どの立ち入り禁止エリアにしようか考えます(笑)」と即公認も。WORLD ORDERの新作にも注目が集まりそうだ。

今回のフェスティバルで、WORLD ORDERは8月2日(日)開催の「横浜ダンスパレード」に参加。さらに、横浜市内の高校ダンス部対象のワークショップを行う予定だ。

続いて、8月25日(火)に「コンドルズと踊る！横浜大盆ダンス2015」を開催する近藤が「“盆踊りマスター”近藤です(笑)。3年前に続いて今回も参加できてうれしいです。場所も赤レンガ倉庫の広場に移って、よりスケールアップした“盆ダンス”を開催します」とコメント。

続けて近藤は「盆踊りは日本人の遺伝子に組み込まれているものなので、老若男女、そして外国の方をもつなげられる踊り。とにかくここにいる全員参加できますから！　盆踊りは参加してなんぼですからね。見るのは禁止ですね(笑)。全人類、全員参加でお願いしますよ」とアピールした。近藤率いるコンドルズは、8月1日(土)～2日(日)の「横浜ダンスパレード」にも参加予定(出演日時は未定)。

そして、10月10日(土)～12日(月)に「JUDAS,CHRIST WITH SOY～太宰治『駆け込み訴え』より～」を上演する森山は、「'13年からほぼ1年間、主にイスラエルにダンス留学していました。留学中、何か作品を作りたいなと思っている中で、太宰治の作品をやってみようと。これをイスラエルで上演するのはちょっと難しいとも思ったんですが、'14年9月に発表しました。今回はその作品を再演します」と、この数年ダンスに打ち込んでいたことを明かした。

また森山は、「イスラエルに1年間いたことで、いろんなものを得て、いろんな見方ができるようになりました。表現の自由度が増したかな。それを今回、楽しみながら表現できればいいなと思っています」と意気込みも語った。

最後に、8月28日(金)、29日(土)に「横浜ベイサイドバレエ」を開催予定の東京バレエ団・上野水香は、「3年前に野外ステージで『ボレロ』を踊って、途中で雨が降ってきて…とても印象に残っています。今回も精いっぱい踊りたいです」と語り、柄本弾は「野外のステージでバレエを踊る機会は少ないので楽しみです。晴れることを期待しています(笑)。バレエを見ることを固く考えずに気軽に見に来ていただきたいです！」とPRし、会見が終了した。

8月～10月まで、横浜市を挙げて開催される大規模なダンスフェスティバルに、見るだけではなく参加して踊ってみては？