4月18日からスタートしたドラマ「She」(毎週土曜夜11.40フジ系)で、失踪した学年一の美女・荻原あずさを演じる中条あやみ。'14年公開の映画「劇場版 零~ゼロ~」に主演し、抜群のスタイルと整った顔立ちで人気上昇中の彼女は、現在、放映中の花王「メリット ピュアン」、大塚製薬「ポカリスエット」のCMにも出演。ほかにも、5月3日(日)放送のプレミアムドラマ「忌野清志郎 トランジスタ・ラジオ」(夜10.00NHK BSプレミアム)にも出演するなど、女優としてますます活躍の場が広がっている。今期、活躍間違いなしの彼女に、CMやドラマ撮影の裏話や今後の目標を聞いた。
――CMが2本放映されていますが、撮影現場はいかがでしたか?
「『メリット ピュアン』の撮影では、海辺で大型クレーン車を使用し、風をあびながら自転車をこいだことがとても印象に残っています。大勢のスタッフさんと息を合わせて撮影したので終わったときの達成感はとても大きかったです。撮影は昨年12月で、衣装がノースリーブだったのでとても寒かったのですが(笑)、気持ち良かったです。また、『ポカリスエット』の撮影期間は1週間、エキストラの方も延べ千人と、とにかくすごい規模の撮影でした!人通りの多い道を一部封鎖して、500人くらいで走ったんですけど、ずっと走るシーンを撮っていたので、撮影が終わったその日から筋肉痛になりました(笑)。でも、体を動かすことが好きなので、いろいろな場所での撮影をとても楽しめました」
――ドラマ「She」の現場はいかがですか?
「正直、初めは役のイメージがわかなかったので、自分でこういう役だって思い込むより、ちゃんと監督さんと話ししてやりました。あずさは、ミステリアスな役だけど、裏がもある役なので、その違いを出した方がいいのか出さない方がいいのかっていうのが微妙なラインが難しくて。あと、せりふもきつい言葉があったり、毒をはくとか、怒る芝居が難しいと感じています」
――プレミアムドラマ「トランジスタ・ラジオ」のお話を聞かせてください
「ドラマは、忌野清志郎さんの素敵な、懐かしい音楽と一緒に、高校生の青春物語というか初々しい二人の甘酸っぱい恋や成長していく姿を描いているので、どの年代の方が見ても楽しんでいただける作品になっていると思います。(清志郎に憧れる坂口を演じる)黒猫チェルシーの渡辺大知さんの声質も清志郎さんに似てて、とても上手で、聴いていて楽しかったです。私自身、今まで演じたものは謎めいた役だったので、普通の高校生役を演じるのが今回初めてでした(笑)。その時代の言葉使いなど、難しい面も多かったのですが、自分自身と向き合うことの大切さを知ることができたドラマでした」
――ますます活躍が期待されますが、プライベートでやってみたいことはありますか?
「スポーツジムにいきたいです。ジムとか山登りとか、体を動かしたり、自然に触れたいなって思ってます。『トランジスタ・ラジオ』の撮影現場が東京・日野だったですが、近くに乗馬クラブがあったようで、川沿いで馬に乗っている人を見掛けて。私もやりたいな、と思いました」
――最後に、女優として今後の目標を教えてください。
「幅のある演技ができるようになりたいです。明るいキャラや陰のある役とか、極端な役をもっと演じてみたいです。でも、自分に似た役はやりやすいけど、“普通の役”っていうのが一番難しいなって思いました。事務所の先輩の高良健吾さんに相談乗ってもらうことがあるのですが、高良さんはいつも優しくて『大丈夫だよ』って(笑)」
■ドラマ「She」4月25日(土)放送の第2話は…
疾走したあづさ(中条あやみ)と晴人(成田凌)が別れていたことが分かり、校内では晴人を美百合(清水くるみ)が奪ったことがSNSで話題に。晴人は事情聴取で「アヅとは自然消滅だった」と証言する一方、涼子(松岡茉優)はあづさの母(霧島れいか)から「もう一度思い出してもらえない?」と、親友の立場から意見を求められる。
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