NHKの連続テレビ小説「まれ」において、ダメ親父ぶりを発揮して注目を集める大泉洋。その大泉が'97年からつづったエッセイをまとめた「大泉エッセイ ~僕が綴った16年」は、 幅広い層から支持を得て異例の大ヒットとなった。発売から2年、4月25日(土)に文庫版が発売される。
単行本では16年分のエッセイ108編に加え、 大人気番組「水曜どうでしょう」('96~'02年ほか、HTB)についての本音、 TEAM NACSの近況、 仕事観&家族観を書き下ろしでつづった。そして今回の文庫版でも、さらに2年分を追記した書き下ろしに、挿画を手掛けたマンガ家・あだち充との特別対談も追加収録している。
大量に書き下ろした一篇のタイトルは、これまでけっして触れることのなかった話――“初めて書く「あの日」の話”と題した“結婚”にまつわるエピソード。「あの日」とは、 大泉が妻の両親に結婚のあいさつをしに行った時のことだ。
大泉にとって“人生最大の試練の一日”と記している、「娘さんを、僕に、ください」と妻の両親に許しを頂くための特別な日をつづった一編は、 洋服選びから店選び、そして「娘さんを僕にください」を発するタイミングなど、 まるでそのシーンの風景が目に浮かぶような描写が、 緊張感たっぷりに描かれている。
さらに2年前の書き下ろしで触れた長女との「今」の関係性、娘に「6歳になったらパパと結婚する」と言われた時の自身の心情とその後の落胆、 北海道で暮らす父との会話など、 42歳になった大泉のありのままをパッケージされている。
■大泉洋 コメント
性懲りもなくまた、結構、新たに書いてしまいました。もう書くことなくて、ついに禁断の恥ずかし話も書きましたので読んでやってください(笑)。
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