4月26日、千葉・幕張メッセで行われた「ニコニコ超会議2015」内の「超スペシャルステージ」に、AKB48の次世代メンバーが登場した。
同ステージは、「AKB48超会議的推しメン決定戦」と題し、ニッポン放送の「AKB48のオールナイトニッポン」、日刊スポーツの「AKB48グループ新聞」がコラボしたイベントで、メンバーは、小嶋菜月、高橋朱里、大島涼花、小嶋真子、小笠原茉由、中野郁海、岡部麟の7人が参加。
イジリー岡田の司会の下、6月6日(土)に開催する「第7回AKB48選抜総選挙」に向けファンを獲得すべく、メンバーそれぞれが特技を披露し、そのインパクトで来場客や生放送を見ている視聴者に優勝者=“超会議的推しメン”を決めてもらうという企画。
“超会議的推しメン”に輝いたメンバーには、「ニコニコ生放送出演権」「AKB48新聞PR記事掲載」「AKB48のオールナイトニッポン出演権(未成年者は事前に録音する)」が贈られると聞いて大喜びするメンバーたちは、「自信あります!楽しみです(笑)」(小嶋真子)、「お祭りみたいで楽しいです」(高橋)、「私、ニコ動は本当に好きで、普通にコメントとかしてるんです」(小笠原)とそれぞれアピール。
最初に挑戦したのは小嶋菜月。のどの調子を崩していた小嶋(菜)は、「はりきり過ぎて声がやられちゃったんです…」とガラガラ声で苦笑いしながら、「私、こう見えてAKBでナンバーワンの歌ヘタ女王なんです。だから『大きな栗の木の下で』を歌います!」と元気に宣言して熱唱。小嶋(菜)の頑張りとは裏腹に、ステージの模様を映すモニターには視聴者からの「ジャイアン」というコメントが多数流れる結果に。
続いて特技を披露したのは高橋。「アイドルも滑舌は大切だと思う」という高橋は、早口言葉「ブタがブタをぶったら ぶたれたブタがぶったブタをぶったので ぶったブタとぶたれたブタがぶったおれた」に挑戦。かなりの自信と他のメンバーの期待を背負いながらも、言い出した途端にかんでしまう高橋だったが、「もう一回!」と半ば強引に再チャレンジし、2度目に見事成功してみせた。
3人目の挑戦者は小嶋真子。小嶋(真)は「私はポジティブなので、ネガティブなことを言ってもらったら、私がポジティブな考え方に変えます!」と宣言。「友達がいない」「100円落とした」などのその場で視聴者から寄せられたネガティブ発言に、「周りの人が近づきづらいのはあなたが魅力的だから」「その100円で誰かが得をする」など、いささか疑問の残る特技を自信満々にやりきり、はじける笑顔で会場を盛り上げた。
4人目の中野は、倖田來未の物まねを披露。「どうもー!倖田來未です。みんな盛り上がってるー!?」という声まねが好評を博し、気を良くした中野は、「あのね、芦田愛菜だよ」と芦田愛菜の物まねを見せるも、メンバーから「結局、それはやしろ優さんじゃん」という厳しいツッコミを受けるハメに。
5人目の岡部は、「似顔絵が得意なのでイジリーさんの似顔絵を10秒で描きます!」と宣言。10秒かからず仕上げた似顔絵と、登場直前に5分で描いたという山本彩の似顔絵の、そのクオリティーの高さでファンたちを驚かせていた。
6人目は大島。「まぶたの二重を一重にします!」と言って、見事成功を収めるも、「よく一人で(この特技を)やっています」という悲しい告白が飛び出し会場は騒然。
最後は、バラエティー担当の小笠原が満を持して登場。「ちょっと考えてきたんです」と言ってスケッチブックを取り出した小笠原は、芸人顔負けのフリップ芸を披露。「こんな遊園地のお姉さんはイヤだ」を題材に、「夢のある返事をしてくれない」「周りにいる人を巻き込み過ぎる」「道案内が適当過ぎる」など3パターンの状況をテーマパークのキャストになりきり実演してみせ爆笑をさらった。
十人十色の特技を披露したメンバーたちの中、栄えある「超会議的推しメン」に輝いたのは、投票数の23.1%を獲得した小笠原。
小笠原は「AKBにはいろんな特技を持っている子がたくさんいるので、これをきっかけに知ってもらえたらうれしい」と喜び語り、ファンからリクエストされた渡辺麻友の物まねで会場を沸かせてイベントを締めくくった。