4月27日、映画「駆込み女と駆出し男」とプレミア試写会と舞台あいさつが行われ、出演している大泉洋、戸田恵梨香らが登壇した。
同作は、江戸時代後期、夫との離縁を求める女たちが駆け込む幕府公認の縁切寺・東慶寺と、そんな女たちを預かる御用宿・柏屋を舞台にしたストーリー。
大泉は作家に憧れる見習いの医者で、新米離縁調停人・中村信次郎役を、また、戸田は暴力を振るう夫から逃れようと東慶寺に駆け込む女・じょご役をそれぞれ演じている。
舞台あいさつでは、キャスト陣が着物姿で登場。さらに、大泉、戸田の二人が人力車で現れると会場は大きな歓声に包まれた。
大泉は開口一番「あんまりこういう格好をしないので、どうも私が(着物を)着ると、ばかな殿様に見えてしまう」と苦笑。さらに、「(現場では)自由にさせていただきました。(監督が)厳しかったのは、私が首をつられるシーンでなかなか止めてくれなかったことくらいですね(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。
また、現場ではムードメーカーだったのではと尋ねられると、「現場には樹木希林というものすごい方がいらっしゃったので。私のムードもぶち壊されるようなとてつもないムードを持った方が…。割とブラックな話が多かったので(ここでは内容を)話せませんが(笑)。物まねもしてました」と告白し、観客を沸かせた。
一方、時代劇に初挑戦という戸田は「(時代劇ならではの)所作が必要だと思っていたんですが、現場に先生がいなくて。でも、満島(ひかり)さんに先生がついていたのを見て、ドキッとして先生のところに行ったら、『じょごさんは何でも大丈夫です』って言われました。私は所作が必要なかったみたいです」と撮影の様子を告白した。
そして、陽月華は「なぎなたの練習をしていたら、大泉さんから『僕の腕を使うかい?』と声を掛けられたことが記憶に残っています」と明かすと、周りからは「セクハラじゃない?」とツッコまれた大泉が「そんな話、しちゃうの!?」と照れた笑顔を見せた。
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