おぎやはぎが愛車自慢？矢作「乗ってるの恥ずかしい」

毎週土曜夜10時より、BS日テレにて放送中の「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE！」。番組初となるリアルイベント「おぎやはぎの愛車遍歴フェスティバルinお台場」が、4月29日より東京・お台場で開催。その記者発表会に、番組MCのおぎやはぎ、自動車評論家の竹岡圭が登場した。

毎回、登場するゲストがこれまでの人生で乗ってきた「愛車」の数々を紹介しながら、その人の人生を振り返っていく同番組。初のリアルイベントとなる今回は、“世界最初の車”と言われる「ベンツ・パテントモーターワーゲン」など、普段目にする機会のない貴重な車が多数展示。

また、これまで番組に登場したゲストの愛車や、日替わりで登場する一般の方の愛車など、計100台以上が展示される。さらに、最新の車などに試乗することも可能で、車好きにはたまらないイベントとなっている。

イベントの開催を受けて、小木博明は「お台場という地は敵地みたいなもんですから、そこでこのBS日テレのイベントがうまく花咲かせられたらいいなと。そういう気持ちで、とてもいっぱいです！」とコメント。

その小木の言葉にすかさず「ウソつけ！」とツッコんだ矢作兼は、「うれしいですよね。こんな大きな会場で、『おぎやはぎの～』って、自分たちの名前を冠したイベントなんかやったことないですから。なかなかなもんですよ」と喜びもひとしおの様子。

竹岡も「この場所って結構車関係のイベントが多いんですよ。その聖地みたいな場所で、この私たちの番組がイベントをやれるっていうのはすごい！って思って。ビックリしました」と語った。

会場には、MC3人の自慢の「愛車」も展示されている。小木の愛車は「アルファロメオ GT 1300 ジュニア」。この車を選んだ理由を聞かれた小木は、「本当の話をすると、違う車を買いに行って(笑)。でも、お店の人が『これにしなよ』って言うから…」と意外な告白。

実はこの車は、以前極楽とんぼの加藤浩次も乗っていたそうで、「加藤さんと一緒だから嫌だな～なんて思ったんですけど、でも加藤さんにもちょっと相談したら『すげぇいい車だ』って言うから。あ、じゃあこれにしようって」と、他人の意見が決め手になったことを明かした。

そんな人任せで決めた愛車だが、「ウインカーを左に出す時、曲がった後にハンドルを元に戻すと、ウインカーが真ん中じゃなくて勢いよく右に行っちゃうんです。毎回それをフワッてやんなきゃいけないんですけど、それを戻すのがもうかわいくてしょうがない(笑)」(小木)と、旧車ならではの味わいを楽しんでいる様子。

一方矢作の愛車は、「ロールス・ロイス　シルバーシャドウII」。「これはまさにこの番組が僕に買わせたんですよ。乗りたい車っていうのをチョイスしていて、(その中の一つでこれが)番組に来て。そこで本当に気に入っちゃって、その場で買っちゃったんですよね」(矢作)と、運命の出合いを明かす。

高級車のイメージが強いロールス・ロイスだが、そのことをイジられた矢作は「だから嫌なんですよ(笑)。『車何乗ってんの？』って言われた時に『ロールス・ロイス』って言うのすごく恥ずかしいから、『いや、昔のだよ？』って必ず言わないと。ただ、言ったところで車詳しくない人は『でもロールス・ロイスでしょ？』って言うから恥ずかしいんですよ」と、本人も気にしている。

その後も「ロールス・ロイスを衝動買いしたんですか？」「本当のセレブは結構、ロールス・ロイスの古いの乗ってんだよね」などとイジられると、「いちいち(株を)上げるんじゃないよ！　俺がテレビ局に乗って行った時、どんだけ恥ずかしかったと思ってんだよ！」(矢作)と返し、笑いを誘った。

その恥ずかしさに耐え兼ねて(？)、愛車を手放すことを考えているという矢作に、「最近“いい愛車”ができた日村(勇紀)さんと渡部(建)さんが互いに買いたいと言ったらどちらに譲りますか？」と、報道陣から質問が。

それに対し矢作は「やっぱり日村さんの方が似合うだろうね～。日村さんって、何か香港の社長みたいでしょ？　やっぱり日村さんがコレ乗ってるの見たら『日村超ウケる』ってなるじゃないですか(笑)」とコメントした。

ほか、5月6日(水)までの会期中は、おぎやはぎ、竹岡圭をはじめ、連日多彩なゲストを迎えてのトークイベントやお笑いライブを開催。5月4日(月)には、番組の公開収録も行われる。