松岡修造「僕も完全にイルカになってましたね(笑)」

2015/05/01 11:13 配信

芸能一般

松岡修造がライフワークともいえる「修造学園」について熱く語った!(C)テレビ朝日

松岡修造が、悩める子供たちを特別合宿に連れ出す「修造学園」(テレビ朝日)の第18弾が、5月2日(日)に放送される。「修造学園18~飛んだ!泣いた!ぼくらが作ったイルカショー~」の放送を前に、松岡本人が見どころを語った。

これまで、宇宙飛行士訓練や秘境での合宿を通して、子供たちの心を変えてきた松岡。今回は、子供たちと静岡・伊豆の下田海中水族館で、イルカショー開催を目指す。

松岡は「基本的に僕はテレビ朝日に、『スポーツも全く関係なくていいから、“子供の心を変えられる”そういう番組をやらせてほしい』と言っています。スタッフが僕のために一生懸命作ってくれて、今回で18回。今回はイルカを通して、子供たちの心を強くしていきます!」と今回の合宿について説明。

イルカを通して子供の成長を促すという内容については、「正直最初は不安でした。人と話せないイルカを通して、どうやって心を強くできるのか」と珍しく弱気な発言。

しかし、続けて「でも、“話せない”ということが一番だった。話せなくても感じることはできるから」とイルカのような相手こそが必要だったと強調した。

さらに「今の子供は感受性が弱いといわれていますし、自分のことを伝えにくくなっています。今回の合宿にも、そんな自分に自信を持てない子供たちが集まっている。でも彼らが、みんなの前でイルカショーをするんです。それを2泊3日の合宿の間でやるんですから、普通はありえないことです」と難しい挑戦に胸を張った。

子供たちはイルカを通してどんな風に変わったのだろうか。

松岡は「自分のことを伝えること、自分を信じることを学んでいきました。見た人は…もちろんイルカですから、映像を見ただけでも楽しいと思います。でも、子供たちが見ていたら、自分も変わってみたい、変わろうと思えるような合宿になっていると思います」と語る。

一方で、イルカとの触れ合いは松岡にとってもエキサイティングなものだったそう。

「いきなり(プールに)入って、イルカの背びれにつかまって泳いだり、足でつかまってスーパーマン状態で進むんですから(驚きました)。しかも、イルカは400kgはあるし、一歩間違ったら本当に危ない」と撮影は緊張の連続。

だが実は、「僕はもともとイルカが大好きでしたし、小さいころから何か絵を描けと言われたら必ずイルカを描いていたくらいです。そのイルカを通して、僕も完全にイルカになっていましたね(笑)。それが楽しかったし、ほかでは絶対できない体験をしたと思います!」と大好きなイルカと触れ合えて大満足だったという。

実際、毎回の挑戦に本気で向き合う松岡の姿が、これまでも子供たちの心を動かしてきた。

そんな松岡は「テレビだからできたとも思います」とコメント。「実は以前、自分で合宿を開催して(悩んでいる)子供たちを変えていきたいと妻と話していたんです」と明かす。

「これがテレビなら(合宿よりも)たくさんの子供が変わるんじゃないかな、と思ったんです。番組を見て同じ気持ちになって前に進める、ということがあれば、テレビを通してやることで(子供たちに)伝えるというのは、僕にとってこんなにやりがいのあることはないと思ったんです」とあらためて番組への思いを語った。

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