テレ朝“夕方の顔”竹内由恵アナ「期待感でいっぱい」

2015/05/04 05:00 配信

芸能一般

「スーパーJチャンネル」のメーンキャスターを務める竹内由恵アナウンサー

3月30日より、夕方の報道情報番組「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日系)のメーンキャスターに就任した竹内由恵アナにインタビューを敢行。スポーツ中継やバラエティー番組での元気いっぱいな姿が印象的な竹内アナが、テレビ朝日の“夕方の顔”としてどのような心構えで番組に臨んでいるのか、その知られざる苦労や今後の意気込みなどを語ってもらった。

――まず、「スーパーJチャンネル」のメーンキャスターになった感想を教えてください。

毎日が充実していて、学ぶことがたくさんあります。平日帯の報道情報番組を担当することは初めてだったので、朝から晩まで緊張しっ放しです。いい緊張感が平日の間ずっと続いているので、週末にどっと疲れが出ます(笑)。1週間本当に集中しているのだなと、休日になると実感します。

――では、メーンキャスターに起用された時は、どう思いましたか?

今まで報道番組より、バラエティーやスポーツがメーンだったのでビックリしました。以前から報道番組はやってみたいと思っていたのですが、まさか本当に担当することができるとは思わなかったので。

――キャスターになるに当たって、どういう意識で臨まれましたか?

「スーパーJチャンネル」の視聴者は、日々のニュースを正確に知りたいという気持ちで見ていると思うので、第一にニュースをしっかりと理解するために勉強を始めました。

――具体的にはどのような勉強をされていますか?

新聞を毎日読むようにしていて、その他に池上彰さんの本を読んでいます。とても分かりやすいので、池上さんの本を全部読破しようと思っています(笑)。あと、「報道ステーション」など他のニュース番組も見たり、歴史の本を読んだりします。もちろん他局のニュース番組なども勉強になりますし、いろんなことを吸収して伝えるようになりました。自分が伝えるニュースに関して、自分で理解しないとうまく伝えられないと思うので、しっかりと理解してから伝えたいと思っています。

――番組に臨む際、“緊張感”と“期待感”、どちらが大きいですか?

今は期待感ですね。毎日どんなニュースを伝えられるのだろうと、期待感でいっぱいですし、とてもやりがいがあると思っています。日本の歴史などもそうですが、自分が知らなかったことを学べるのがすごくうれしいです。

――「スーパーJチャンネル」の担当になられたことで、ライフスタイルも変わりましたか?

今までは、夜中まで番組の収録がある日もあれば、朝早くからの時もあり、毎日不規則な生活を送っていました。お仕事がギュッと詰まっている週もあれば、逆に休みが多い週もあったり。今は毎日同じ時間で行動できるので、予定が組みやすいです。規則正しい生活を送っているからか、1日が過ぎるのがとても早く感じます。

――そんな日々の中で、息抜きはちゃんとしていますか?

1日に1回、友達と話すことで息抜きをしています。でも、最近はあまり友達に会えていないので、仕事が終わってからコンビニで好きなものを買い、テレビを見ながらそれを食べる瞬間が幸せですね。最近はそうやってうまく息抜きしています(笑)。

――週末疲れが出るということは、あまりサッカーの試合は見に行けていないですか?

そうですね、でも、なるべく行くようにしています。「やべっちF.C.」も継続してやっているので、隔週くらいのペースにはなってしまいますができるだけ行きたいと思っています。

――メーンキャスターになって、コンビを組まれる渡辺宜嗣キャスターには何か声を掛けてもらいましたか?

渡辺さんは帯番組を朝・昼・晩と全てやっていらっしゃる方なので、打ち合わせの時も、演出の仕方など、いろいろとアイデアを出されるんです。こういう風に伝えた方がいいんじゃないかと常に視聴者の目線に立って考えていて、すごく勉強になります。私はこれまでニュースの原稿を読むとことがあまりなかったのですが、折に触れてアドバイスをいただいています。

例えば、視聴者の方が聞きやすいようにと低い声を出すよう意識していたのですが、なかなかうまくいかなかった時に「ゆっくりと落ち着いて読むようにするといいよ」と声を掛けていただいたんですね。初歩的なことなのかもしれませんが、それからは原稿がとても読みやすくなりました。短くて効果的なアドバイスに感謝しています。

――竹内アナも入社8年目になりますが、後輩の方との接し方で意識していることは?

私も入社して8年目になり、バラエティー、スポーツなどを担当し、今は報道を担当していますが、後輩たちが何を考えているのかというのは何となく分かります。何年目だからたぶんこういうことで悩んでいるんだろう、など。私は積極的にアドバイスをするタイプではないですが(笑)。でも、たまに後輩と話す時「私も昔はそういう感じだった。だから大丈夫」というように声を掛けるようにしています。

つい先日も2年目の山本雪乃アナから「アドバイスをいただきたいのでランチに行きませんか?」と声を掛けてもらったので、一緒にランチしながら、できる限りのアドバイスをしました。私も以前は悩んだ時、先輩に相談して助けてもらったので、ようやく8年目になって先輩に助けてもらった分を、後輩に返さなきゃ、という気持ちが芽生えてきたのかなと思います。

――そして5月と言えば“5月病”。もし、効果的な回避策があれば教えてください。

私は音楽を聞くのが好きなので、アドバイスをするとしたら「励まされる音楽を聞きましょう!」ということです。落ち込んでいる時、音楽ってすごく力になると思うんです。もし本当に苦しんでいたら、中島みゆきさんの「ファイト」を聞きましょう(笑)。とても元気が出ると思いますよ。

――ちなみに竹内さん自身“5月病”になることはありますか?

私も割と落ち込むことが多いタイプなので、そういう経験はありますよ。そういう時は周りの人に相談して、結構何でもさらけ出すようにします。人それぞれにいろんなアドバイスをくれるし、友達に相談するだけで立ち直れちゃうんです。だから皆さんも抱え込まず、何かあれば吐き出しちゃいましょう。

――では、最後に「スーパーJチャンネル」のアピールポイントを教えてください。

日々のニュースをどういう形で伝えれば一番視聴者の方々に伝わるのか。それをみんなで打ち合わせしながら考えているので、その辺りも注目していただけたらと思います。私たちが日々起きるニュースをどういう風に伝えているのか、ぜひご覧ください!

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