過去に“しくじった”ことのある先生が、同じ失敗をしてしまう人を増やさないよう授業を行う反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)に、元衆議院議員の鈴木宗男氏が出演することが分かった。
宗男氏は5月11日(月)の放送回で、“仕事を優先して家族との時間が持てず子どもに怖がられちゃった先生”として、一人の父親としてのしくじり体験を赤裸々に語る。
かつて北海道開発庁長官、沖縄開発庁長官、内閣官房副長官などを歴任した新党大地代表の宗男氏。妻との間に息子2人、娘1人がおり、一見、何ら問題などなく幸せそうに思えるのだが、宗男氏はプライベートであるしくじりをやらかしていた。
宗雄氏は議員時代、多忙のあまり週末しか子供たちと過ごすことができなかった。当時、小学生だった息子たちをとにかく正しくしつけようという思いから、家に帰ると「お母さんの言うことを聞きなさい!」「ちゃんと勉強しろ!」などと怒鳴り散らしていたという。
するといつの間にか自分が帰宅することが子供たちにとって大きな苦痛となっており、小学生でありながら週末には子供たちがストレスで胃薬を飲むようになっていたと明かす。
愛情を注いでいたつもりが、いつの間にか子供に嫌われる父になっていたという、昔かたぎの父親らしい(?)“しくじり談”を話す。
さらに宗男氏は、私生活で起きた数々の事件を例に授業を展開。“仕事バカ”過ぎて、政治家としての習性を自宅でも出して家族に嫌がられていた日々や、結婚式で読む“両親への手紙”で初めて息子からカミングアウトされ、言葉を失った衝撃の真実についても懺悔する。
また、家庭で起きていた“もう一つのムネオハウス騒動”についても言及。世間には知られていない宗男氏の新たな一面が明らかになる。もちろん家族に多大な迷惑を掛けた、あの事件や騒動についてもたっぷりと振り返る。
子供に自分の意見を押し付けがちな世のお父さんたちに向けた、宗男氏の熱い講義。一人の父親として教訓を語る宗男氏の授業は、終業のチャイムが鳴るその瞬間まで席を立つことが許されなさそうだ。
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