八つ墓村&脱法玉入れ!?AKB運動会は大波乱!

2015/05/10 06:10 配信

芸能一般

東京・有明コロシアムで「第2回AKB48大運動会」が開催され、チーム8が見事優勝(C)AKS

5月9日、東京・有明コロシアムで「第2回AKB48大運動会」が開催され、AKB48のチームA、K、B、4、8の各チームに所属するメンバー、兼任メンバーが熱戦を繰り広げた。

高橋みなみが体調不良で欠席ながら、次期総監督でチームAキャプテンの横山由依を中心に、渡辺麻友、柏木由紀、島崎遥香、松井珠理奈、山本彩、渡辺美優紀、宮脇咲良、兒玉遥の他、北原里英ら助っ人も参加。実行委員長を山崎弘也、副委員長を塚地武雅、進行を本田朋子が務めた。

'09年10月に千葉・幕張メッセで行われた「AKB48 チーム対抗大運動会~絆よ 永遠に~」から約5年半ぶりに復活した同イベントは、さいたまスーパーアリーナで行われたAKB48単独公演「AKB48春の単独コンサート~ジキソー未だ修行中!~」で発表された“組閣”後初めての新メンバー編成でのチーム対抗戦。チーム同士の意地と名誉を懸けた“ガチ勝負”を繰り広げた。

全7競技、ポイント制で争われる今回の運動会の優勝賞品&罰ゲームは、チーム全員で1泊2日の完全プライベートの温泉旅行と、チーム全員にソロ曲(AKB48グループの既存曲の中から1曲)のレコーディング&配信。最下位チームは、会場の清掃と撤収作業の手伝い(DVD特典に収録予定)というもの。優勝賞品の発表に、全参加メンバーから喜びの声が上がった。

運動能力抜群の松井珠理奈、山本彩擁するチームKキャプテンの峯岸みなみは「代々体育会系チームと呼ばれているので、絶対優勝を目指します」と高らかに宣言。一方、チームBキャプテンの木崎ゆりあは「平均点を取って優勝したい(平均的に点を取って優勝したい)」と謎の発言で、会場を混乱させた。

第1競技は「30mダッシュ走」。独特の走り方を山崎に「八つ墓村」とツッコまれた宮脇、木崎が「フォームがきれい」と太鼓判を押す渡辺麻、“瞬足”を履いて現れた田部未来らがそれぞれ予選で力走を見せた。

また、予選最終組では大本命と目されていた松井珠理奈が、チーム8・中野郁海に敗れるという波乱が。松井珠理奈は「現役(学生)には負ける…」と悔しがった。そして、迎えた決勝は、フライング失格の危機に見舞われながらも快速ぶりを見せつけたチーム4の村山彩希が制した。

第2競技の全員参加の「玉入れ」では、各チームキャプテンが籠を持ち、顔や体でメンバーの投げる玉を受け止めた。「他のアイドルやメンバーと違って顔が武器ではない!」と豪語する峯岸は、予選でルール違反ギリギリの作戦で驚異の76玉を獲得し、山崎から「脱法玉入れ」と称された。

決勝で横山由依から「正義はいらないんですか? 真っ向勝負しろ!」とマジレスされる場面もありながら、見事チームKが優勝を飾った。

第3競技は、三輪車こぎや網くぐり、あめ玉探し、二人三脚など定番の「障害物競走」ながら、数々のドラマが生まれた。高橋みなみのTシャツを着て、彼女の物まねで笑いを取りながらも「イメトレが完璧だった」という小笠原茉由(&大和田南那)が1組目1位に、リアクションが大き過ぎると話題の西野未姫は、顔芸&リアクションで会場中の笑いをかっさらった。

その中でも、峯岸&相笠萌と中西智代梨&島崎ペアが激しいデッドヒートを繰り広げ、惜しくも峯岸ペアに敗れた島崎は「AKBに入って初めて悔しいです!」と感情をあらわにする場面も。

第4競技「1128メートル持久走」では、場内だけでなく屋外にも飛び出し全長1128mのコースを走破する持久力自慢(?)のメンバーがエントリー。この競技で1番年上の北原は「若い子には負けないぞ!」と意気込むが、結果は中途半端な順位に終わり「誰も(ゴールしても)駆けよってくれなかった」と肩を落とした。

そんな持久走では、毎日8Kmは走っているというチーム8・横道侑里が2位以下を大きく引き離して圧勝し、周囲を驚かせた。

第5競技「ガチンコ腕相撲」はトーナメント戦で横山、大家志津香、高城亜樹、山本彩、木崎、岩佐美咲、高橋朱里、土保瑞希、山本亜衣、行天優莉奈が登場。決勝戦はファンの予想通り、ことごとく対戦相手を瞬殺してきた山本彩と大家の対決に。

以前番組で腕相撲対決し、山本に敗れている大家は「父がめちゃくちゃ悔しそうだった。親孝行の意味でも勝ちたい」と意気込む。対する山本は「どっちが本当のゴリラかというのを決めたい」とボケていた。

結果は、大家がリベンジに成功し「AKBに入って一番うれしいかも。歌もダンスもうまくないので、こんなにチームに必要とされるのは初めてです!」と大喜びだった。

第6競技の「大縄跳び」では、ここまで10ポイントしか獲得していないチームBが意地を見せ優勝。応援するのをやめてほしいとファンに要請した手前、負けるわけにはいかなかった木崎は「有言実行して勝つところがBのいいところ」と語り、ファンに感謝した。

また、ここでもチーム4の西野のジャンプする時の表情が話題になり、山崎から「絶望的な顔になっていた」とツッコまれていた。

最終競技「チーム対抗リレー」。序盤は松井珠理奈ら運動能力の高いメンバーがそろうチームKが他チームを大きく引き離すも、阿部マリアがマイペースな走りを見せてこれまでのリードが帳消しに。

最終的にはチーム8が逆転しトップでゴールテープに飛び込み、続いてチームBと4が倒れ込むようにゴール。その後はチームA、チームKの順となり、リレーでの逆転劇を演じたチーム8が総合優勝に輝いた。

この日、暫定的にチーム8のキャプテンを務めることになった太田奈緒は「みんなでつかんだ1位なのでうれしいです!」と喜びを爆発させた。

総合最下位に沈み、罰ゲームが決定したチームAの横山由依は「大縄跳びで伝説を作りましたが、ぱるる(島崎)の本気とかメンバーの本気を見ることができたのが良かった。メンバーの絆を大切にしていきたい」と締めくくった。

また、BSスカパーにて「第2回AKB48大運動会」を5月24日(日)に完全放送することが分かった。さらに、6月6日(土)に福岡・ヤフオクドームで行われるAKB48グループの風物詩になっている“総選挙”こと「AKB48 41stシングル 選抜総選挙」を第1部から生中継する。

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