5月23日(土)スタートのフジ系土ドラ枠に、広瀬アリス、浅利陽介ダブル主演の「妄想彼女」(毎週土曜夜11:40-0:05フジ系)が決定した。
この“土ドラ枠”は4月からスタートした新しいドラマ枠で、25分間という短い放送時間にストーリーを凝縮し、エッジの効いた斬新な作品を放送。現在は松岡茉優主演「She」が放送されている。
「妄想彼女」の原案は、“ひとりデートマスター”である著者・地主恵亮氏が、実在しない架空の彼女との出会い・結婚・出産までを一人で撮影した“妄想デート写真”を紹介しながら空想の生活を描いて注目を浴びた“完全妄想恋愛小説”。
地主氏はアーティストとして海外で評価されるとともに、イギリス・ガーディアン紙が選ぶ“世界でもっとも気持ち悪い男”ランキング第1位にも選ばれているという話題の人物だ。今回はその話題作を“恋愛ファンタジー”として完全オリジナルドラマに書き直すという。
彼女いない歴28年のさえない男・圭祐(浅利)は、彼の“妄想”で作り上げていた彼女・はるとのラブラブな生活を自身のSNSに投稿することが唯一の楽しみ。そんな圭祐の前に、突然妄想通りの彼女・はる(広瀬)が現れ、彼女はなぜか圭祐の思い通りに行動してくれるという奇跡的な出来事が起こる。
夢のような展開に慌てふためく圭祐だが、徐々に“恋”の味を知り、はるとの恋愛にのめり込んでいく…。この状況が果たして“妄想”なのか“現実”なのか、恋愛経験ゼロのダメ男は、手が届かないはずの“妄想彼女”と“現実”で恋愛できるのだろうか?というストーリー展開だ。
広瀬は「恋愛ドラマ初主演なので、自分自身経験値が低く、どうしていいか正直分かりません。男の子の理想の女の子という役で不安ばかりですが、楽しい作品になるよう気合いを入れて頑張ります! 恋愛経験も少ない私ですが、台本には“恋愛あるある”がたくさん詰まっていて、『恋愛って大変だなぁ』とも思いますが楽しみです。はるは女子力高く、とにかく明るい完璧な女の子なので、普段の自分よりテンションを上げて演じたいです」と作品や演じる役についての意気込みをコメント。
浅利は「“主演”ということで少し緊張していますが、とにかく面白い作品を作ろうと思ってます。初めましての広瀬アリスさんとご一緒できるということも楽しみです。圭祐はとってもひねくれていて、“女性にもてない”とか、“自分から告白できるレベルの人じゃない”とか言ったりするその気持ちが、なんとなく僕にも分かる部分があります。深夜枠ですが、寝る前にクスクスっとしつつ、主人公の素直なのにひねくれた様子を見て『おバカだなぁ~』なんて思ってくれたらいいなと思います」と作品をアピールした。
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