麻美ゆま“今の気持ち”を込めて10年目のリスタート

'13年4月に惜しまれつつも解散したセクシーアイドルグループ「恵比寿マスカッツ」で、二代目リーダーとしてメンバーを引っ張っていた麻美ゆまが、5月16日に埼玉・大宮で、ニューシングル「Re Start ～明日へ～」(5月20日・水発売)の発売記念イベントを開催した。

同曲は、麻美のソロとしては'08年以来となる2枚目のシングルで、自身初となる作詞・作曲に挑戦。'13年に大病を患いながらも復活を果たし、ことし10周年を迎える彼女が、新たなフィールドに足を踏み出そうとする“リスタート”への決意と、支えてくれた人たちへの感謝が込められている。

イベントでは、表題曲の他、レディー・ガガの「Born This Way」をギターの弾き語りで披露。さらに、自身の性格が投影されたような曲だというカップリング曲「うらはらLove！」を熱唱した。

MCでは、「本当にたくさんの人に支えられたおかげで今活動できていると思います。そういう思いを、自分の弱い部分も含めて『新しいフィールドに突き進んで行くぞ！』『なんとか突き進んでいきたい！』という、今の自分が伝えたい気持ちを詰め込んだ曲になっています」と告白。

また、購入予約者を対象とした握手＆撮影会も実施。来場したファン一人一人と握手を交わしながら交流を深めていた。

イベント後のインタビューに応じた麻美は「まだドキドキしてます！」と興奮気味に語りながら「新しくイベントに来てくださる方もいらっしゃるんですが、『ずっとファンでなかなか来れなくて…』っていう方もいらっしゃってくださって、それがすごくうれしかったです」とイベントを振り返った。

また、各地で発売前のプロモーションイベントを行ってきたことに触れ「店舗内もそうですが、(通行人も観覧できる)オープンな場でやらせていただくことがすごく多くて、いっつもビビッてます」と苦笑い。

ほか、「ことし活動10年目なのですが、10年目になって新しいことがたくさんあるんです。例えば、マスカッツのときは大勢で出ていたステージに一人で出なきゃいけなかったり。もちろんプレッシャーや不安もありますが、その緊張感は自分の成長にもつながるものだと思っているので、すごく貴重なものだなって思うんです。そう感じられる場をいただけたという感謝の気持ちは大きいです。10年目ですがここからが1年目だという気持ちで少しずつでも成長できればなと思っています」と心境を語った。

最後にファンへ「ずっと歌をやりたいと思っていたのですが、それをかなえてくださったのはいつも応援してくださる皆さんのおかげだと思っているので、本当に自分の歌声を聞いてもらえるように、今の自分を見て元気になってもらえたらいいなと思っているので、これからも応援よろしくお願いします！」とメッセージを送った。