EXILEのパフォーマー・AKIRAが7月スタートのフジテレビ系ドラマ「HEAT」(毎週火曜夜10:00)で主演を務めることが分かった。共演は栗山千明、佐藤隆太ら。
ドラマ「HEAT」は、総務省消防庁および東京消防庁の全面協力の下、史上初となる“消防団”を舞台にしたドラマ。
不動産会社で都市開発を手掛けるエリートビジネスマン・池上(いけがみ)タツヤ(AKIRA)は、数百億円規模の都市開発プロジェクトの候補地としてある都市に目をつける。
用地買収のため、地権者の情報を手に入れようと、素性を隠して地元の消防団に入団するというストーリー。
だがそこで出会った消防団のリーダー的存在の女性団員・安住咲良(あずみ さくら)(栗山)や、消防士・合田篤志(ごうだ あつし)(佐藤)と接していくうちに、タツヤの「自分の利益が第一」という信念が少しずつ揺らいでいく展開。
なお、今回ドラマに出演する俳優陣も実際に都内の消防学校で防火服の着脱訓練や、ホースの展長作業、放水訓練といった実技を経験した上で演技に挑むという。
■AKIRAのコメント:消防団や消防署の方々の活躍を、僕たちのフィルターを通して伝える使命をいただいたことは本当にありがたい機会だなと思います。
こういう作品だとスーパーヒーローを描きがちですが、そうではなくて一般市民が強い思いを抱いて災害に立ち向かう人間ドラマで、台本を読んで僕自身、勇気をもらいました。
実際世の中は陰ながら誰かを支える人がほとんどだと思いますが、その人たちも実はヒーローなんです。今回、消防団にスポットを当てることで、「自分たちもヒーローになれる」という思いを皆さまに持っていただけたらと思います。
タツヤは熱血ではなく、熱さを心に秘めた男ですね。言葉の熱さというよりは、絶対に諦めない姿勢から、タツヤの熱さを感じてもらえたらと思います。
(栗山は)咲良の純粋さとキュートさを兼ね備えている感じがピッタリですね。消防団の活動服を着て、姿勢よく声を張って十一分団(消防団)を引っ張る姿が、タツヤにとっては学級委員長的で口うるさい感じなんですけど、その真っすぐさが心に響いてもいます。そんな咲良とのこれからの展開が楽しみです!
(佐藤とは)正面から向き合った瞬間にバチンと気持ちが吹っ切れましたね。合田と対面することでタツヤ像が浮き出た感じでした。タツヤと合田、それぞれのプライドや信念がぶつかり合うところを見てほしいですね。
消防関係の方々にご支援いただいて、よりリアルな活動シーンを描いていきます。「HEAT」というタイトルのごとく、キャスト・スタッフ一丸となって、暑さに負けない熱い夏を過ごしていけたらなって思います。ぜひ、この作品にご期待ください!
■栗山千明のコメント:実は私の祖父が昔、消防署長をしていまして、敬礼を私にしてくれたのをすごく覚えているんです。これも何かの縁なのかなと思いますし、ドラマの中で体験できることをうれしく思います。
本業がありつつも自分たちが住んでいる場所を守りたい思いから、行動を起こす消防団の人たちはすてきで格好良いですね。消防団についてあまり知らない人もいらっしゃる中で、心温まるお話をお届けできるのではと楽しみにしています。
自分の愛する消防団が“ショボショボ団”って呼ばれる中で、タツヤが来てくれて団員が増えるということはとてもうれしいことです。ただ、タツヤの目的を咲良は知らずに接しているので、今後のストーリーが楽しみです。
登場人物それぞれに面白い部分がいっぱいありますので、笑いやキュンとするエンターテインメントな部分と共に、そういうメッセージを受け止めてもらいたいです。
■佐藤隆太のコメント:気付けば35歳になりまして、体を動かせるうち?(笑)にもう一度“ザッツ体育会系”の作品に出られたらいいなと思っていたので、本当に良いタイミングで正直びっくりしました。
全身でお芝居をすることが好きなので、まさに「自分が望んでいた作品に声を掛けてもらったな」という感じです。
(消防士は)人の命が懸っているお仕事で、常にその責任を背負って活動されています。その責任ある役柄を演じるわけですから、傷がつくようなことはしたくないですね。また、ドラマを通して、多くの人に防災の意識を高めてもらえたらいいですね。
(AKIRAとは)最初は激しく言い争う所から始まる2人の関係ですが、今後いろいろと変化が生じていくと思いますし、そういった先を見据えた意味でも楽しみです。
今回、全面的に協力してくださる消防関係者の皆さまへのリスペクトの気持ちを忘れずに体当たりでお芝居していきたいと思います。熱量の高い作品になると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください!
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