「食の軍師」撮了で津田寛治「踊り狂っていた」

2015/05/20 19:53 配信

ドラマ

初連ドラ初主演作「食の軍師」でクランクアップした津田寛治(C)久住昌之・和泉晴紀/日本文芸社・食の軍師製作委員会

TOKYO MXで毎週水曜夜11時30分から放送中のドラマ「食の軍師」の撮影がクランクアップを迎え、連続ドラマ初主演作となった津田寛治らキャスト陣が心境を語った。

食の軍師」は、「孤独のグルメ」(テレビ東京系)などを手掛けた原作者の久住昌之と漫画家・泉晴紀の“泉昌之”コンビによる同名作品が原作。

食事に独特のこだわりを持つ中年男性・本郷(津田)は心の中の“食の軍師”諸葛亮孔明(篠井英介)の進言に従いながら、青年・力石(高岡奏輔)とのくだらなくも楽しい食のバトルを毎話にわたって展開。20日放送の第8話では、ホテルバイキングでの本郷と力石のバトルが描かれる。

また5月27日(水)にはニコニコ生放送で『ドラマ「食の軍師」ニコ生実況特番』が配信決定。津田、高岡、篠井らの3人が同日に放送される第9話「焼肉の軍師」を実況しながら、撮影裏話などを語り合う。

津田寛治(主人公・本郷播役)コメント

食の軍師」の撮影が無事クランクアップした今、どんな気持ちかといえばめちゃくちゃ寂しいです。

心にポッカリと穴が空いてます…。またあの、嵐みたいな怒濤(どとう)の現場に戻りたいなぁと、よく考えます。

ものすごく狭い店の中で大勢の人がうごめきながら、100カットを超える掃影を、たった1日で撮り切る。「食の軍師」の撮影現場は、さながら年末における中華料理店の厨房のように(あまりうまい例えではないですが)高温の熱気をはらんでいました。そんなさなか、僕は自分がどんな仕事をしたのか明確には覚えていませんが、ただただ踊っていた、踊り狂っていた、汗まみれになりながら踏んだことのないステップを踊り狂いやがっていた…そんな印象がうっすらあります。

それよりもはっきりと記憶に焼き付いているのは、タイトなスケジュールの中、髪を振り乱して働く若いスタッフたちの姿です。おじさんも何人か混じってましたが。

それぞれが自分の意志を持ち、ビジョンを持って、光を当てる、音をとる、芝居を切り取る。格好良かったです。見ててほれぼれしました。ここから日本の映像界に一石を投じる才能がいくつも巣立っていくんだろうなあとワクワクしました。

できることなら、また味わいたいです。主演とかじゃなくてもいいので、またこのチームと仕事がしたいです。やっぱり、できれば主演がいいです。

現場で支えてくれた皆さん、テレビの前で支えてくれた皆さん、GYAO!を観ながら支えてくれた皆さん、本当にありがとうございました。また会う日まで。

高岡奏輔(力石馨役)コメント

あっと言う間でした。すごく楽しかったです。力石は本郷をライバル視しているわけではなく、ただ一緒に食を楽しんでいたんだと思うのですが、後半では本郷と同じ卓を囲んだりして、本郷がストレートにぶつけてくる食へのこだわりが、力石とは別の食の楽しみ方を教えてくれました。自分も食に対する熱さを教えてもらいました。ありがとうございました。

篠井英介(諸葛亮孔明役)コメント

こんな不思議、面白い作品に参加できて本当にうれしい。皆さん、永久保存版ですゾ! DVD買ってください!

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