意外な(!?)バカリズムに矢部「壊しにいってた」

2015/05/21 10:00 配信

バラエティー

「ENGEIグランドスラム」でMCを務める(写真右から)矢部浩之、岡村隆史、松岡茉優が囲み取材に登場

5月30日(土)のフジテレビ系「土曜プレミアム」枠で、新たなネタ番組「ENGEIグランドスラム」(夜9:00-11:10)が放送される。

同番組はお笑い界の賞レースをにぎわせた人気芸人たちが、珠玉のネタを次々に披露していくネタ番組。MCはナインティナイン松岡茉優が務める。

さらに、番組のテーマ曲にはRIP SLYMEの新曲「JUMP」(発売未定)が使用される。ネタを披露する芸人の呼び込みも同グループのRYO-Zが担当し、「大変、非常に、超楽しみです!個人的に好きな芸人さんばかりのこのラインナップに、RIPとして楽曲提供させていただけてものすごく光栄です。僕はナレーションでサイドキックもしてるんで、皆さんもオンエアを楽しみにお待ちください」とコメントを寄せた。

収録終了後、囲み取材が行われ、ナインティナインと松岡が応えた。

矢部浩之は「セットも豪華ですし、芸人さんも実力のある方たちばかりなので、近くで見られて楽しかったです」と収録を振り返り、岡村隆史も「『一組くらいスベったらええのに』と思うくらいの気持ちでいたんですけど全組爆笑で、すごかったなあと思って、さすがコンテストを優勝してきた芸人ばかりだなと思って感動しました」と感想を語った。

一方、松岡は「心から幸せな時間でした。私は一生かかっても、この芸人さんが登場してくるセリから上がれないんだなと思うと、来世は芸人さんになってこういう番組でセリから上がって来たいと思いました(笑)」と喜びと来世への希望(?)を明かした。

また、印象に残った芸人について矢部は「バカリズムですかね。今までのネタと違って、壊しにいってたんで。『逆にスベってもええわ』くらいの気持ちでやったんじゃないかなと勝手に思ったんですけど。それが女性のお客さんが多くて、見事にハマって爆笑でしたけど、“意外”という意味で印象に残ってます」と答えた。

岡村はナイツを挙げ、「いつものスピードよりも遅かった感じなんですけど、面白かったですね。活字にしても面白いのやろなと思うくらい、すごく完成度の高いネタやったなと思いました」と理由を説明した。

松岡は俳優として東京03が気になったと回答。「一度コントでご一緒させてもらったことがあるんですけど、盛り上がっていたお客さんが息をのんでしまうくらい怖い空間ができあがっていて、そこからガンガン崩していかれたのが本当に腰が砕けるくらい笑いました」。

呼び込みをRYO-Zが担当することについては、矢部が「今、そういう番組とか演出は少ないですけど、漫才師としては気持ち良くスイッチ入れて出てこれると思います」と言い、岡村も「フジテレビはちょっとおしゃれで格好いい番組が昔ありましたから。“演芸”と言いながらRIP SLYMEが入ると全然違ったものになるでしょうし、芸人としていい感じにテンション上がると思います」と芸人の立場から称賛の言葉を。

最後は視聴者に向けて、「芸人さんたちが光り輝いていらっしゃって、その横でMCをできたことが本当に幸せでございました。お笑いファンの皆さまが、本当におなかいっぱいになるステージが繰り広げられたと思います」(松岡)、「お笑いの人たちが、自分が思ってる一番面白いネタをバーンと番組にぶつけてくれるので、本当に面白いことがダーッと続く時間だと思います。ぜひ、テレビの前で笑っていただけたらなと思います!」(岡村)と番組をアピール。

続けて矢部が「本当に実力があって面白い芸人さんばかりです。今後も特番として放送していく予定なんで、ぜひご覧ください」と締めくくった。