内村光良発案のネタ見せ番組が放送！続編も視野に!?

テレビ東京で6月13日(土)に放送される特別番組「内村光良のノンストップ！お笑いライブ　そこそこチャップリン」の収録が行われた。

本番組は内村光良がMCを務めるネタ見せ番組。アキラ100％、アキラボーイ、お侍ちゃん、三四郎、しゃもじ、ニューヨーク、マツモトクラブ、ゆんぼだんぷ、横澤夏子が登場し、観客投票によって優勝した1組にテレビ東京系「そうだ旅(どっか)に行こう。」への出演権がプレゼントされる。

また、中継MCとしてレッド吉田、若手のネタ披露に先駆けた“模範演技”にダンディ坂野、「閉会の歌」を熱唱するクマムシが出演し、さらにハマカーン、我が家らもネタを披露する。

番組誕生は、内村がレギュラー出演する「そうだ―」の打ち上げの席で、酒に酔った内村がボソッと「テレ東で若手芸人がネタ見せに来られる機会が作れたらいいよね」とつぶやいたことがきっかけ。真に受けたテレビ東京のスタッフが、ピースの綾部祐二とハライチの澤部佑をプレゼンターに迎えたネタ番組を企画。

そして今回、内村と“そこそこ”仲の良いパネリスト、“そこそこ”顔見知りのスタッフ、「とにかくネタを見てほしい！」という熱い気持ちを持つ“そこそこ”の若手芸人たちが集結したノンストップお笑いライブが完成した。

収録を終えた内村、綾部、澤部が感想を語った。

内村は、自身の言葉が発端になったことについて「酔った勢いで軽く言ったんだけどね。それを水面下でここまでやっているとは。ディレクターも足しげくライブハウスに通ってくださったみたいで、いいもの見られて幸せな時間でした」とスタッフの熱意に感謝。

続編の構想があるか問われると「テレビ東京らしい荒削りで雑な番組なので(笑)、そこを魅力としながら、改善しながらやっていけたら」と前向きな気持ちを明かした。

また、全力でネタを披露する若手芸人たちの姿に「20代のネタ見せしていた時の緊張感を思い出しました」と若かりしころを思い出しつつ「みんな、人生を背負ってネタしていますよね。僕はそこまでじゃなかったかな(笑)」と謙遜しながら、若手のお笑いに懸ける情熱に敬意を表した。

さらに、お気に入りの芸人を聞かれた内村は「それぞれ良さがありますけど…お侍ちゃんがね、もう、ね(笑)」と思い出し笑い。澤部は「この人、相当ツボに入ってるな！」とツッコんだ。

客席採点があるため、結果に明暗が分かれることについて綾部は「へこんでいる芸人もいたけど、全然落ち込むことないですよ！」と先輩らしくエールを送った。

同じくプレゼンターを務めた澤部も「芸人にとってはネタ後のトークも大切だから、それを聞く立場にはなりたくなかったですね(笑)」と緊張しきりだったことを告白。

番組の採点単位にちなみ「二人はプレゼンターとして何チャップリンですか？」と記者から質問が挙がると「すごいきつい質問しますね」(綾部)とビックリ顔。内村は「74チャップリン！　“そこそこ”だったので(笑)」と答えると二人は安心した様子。

澤部は番組の見どころについて「『そうだ―』のスタッフならではの仕掛けもあって面白くなっています！」と胸を張った。