BS朝日では、今秋「BS朝日開局15周年記念 大江戸事件帖 美味でそうろう(仮)」を2夜にわたって放送することが決まった。
江戸時代後期の江戸の町を舞台に、北村一輝演じる新平太が、かわら版の取材をしながら難事件を解決して行く時代劇だ。
平太の鋭敏な味覚と食に関する豊富な知識、そして免許皆伝の腕前である剣術を武器に江戸の不正を暴いていく。
「天保の改革」が施行された江戸時代後期、役人と商人の癒着がうわさされ、庶民の不満が高まりを見せる中、平太は南町奉行・遠山金四郎からの密命を受け、日々の事件解決のために奔走。しかし、ある日平太は、失踪したはずの実父が巨悪に関与していることを知ってしまう。
物語中では、当時のレシピ帖を基にした江戸前の味や将軍の食卓、調味料や嗜好品がもたらした食の発展など、江戸の食文化にもスポットを当てる。
脚本は映画「武士の献立」('13年)の柏田道夫と映画「デスノート」の大石哲也の2人が担当する。
主演の北村は「江戸時代の文化、風情を身近に感じていただける粋な時代劇にできればと思っています」とコメント。
江野夏平プロデューサーも「(北村さんは)演技派の個性俳優で、その存在感に強く引かれた。時代劇に対する思いも強く、乗馬や殺陣に加え、日本舞踊も習得しており、BS朝日が15周年記念として放送する大型時代劇の主演として、ベストなキャスティングだと思う」と北村に大きな期待を寄せる。
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